術後302日? | wandering blue

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背骨の近況とホルモンと風邪のお話。

 

11月頃に風邪っぽい喉の症状が良くも悪くもならず、すっきりしないので内科へ受診。

 

初診患者用の問診とは別に、風邪の問診票があり「咳が出る」「痰がからむ」「頭痛がする」「下痢している」「腹痛」「関節が痛む」等の有無と熱を測るシステムになっているクリニック。

(貧血とか下垂体ホルモンの低下で受診中ですが風邪で受診するのは初めて)

 

熱は無いだろうと思っていたら37.2℃と言う微熱…いつの間に??

更年期症状で上半身のぼせていて熱いのと微熱の区別がつかなかったらしい(笑)。

 

先生が喉を診て「そんなにひどく腫れてないよー」「一応風邪の薬処方しておくね」と。

(↑私も受診する前に鏡で扁桃腺は見てるから知ってます・爆)

 

風邪だけでは本当は受診する気がなくて、内科の先生に下垂体ホルモンのことで質問したかったことがあったのでほぼそちらがメインでした。

 

下垂体ホルモンの分泌量が低下しているような下垂体機能低下症等の場合は、よく術後の出血や外傷などのストレスになることはホルモンが十分に分泌されていないとショック状態に陥る危険性があると言われている。

その中に「抜歯(親不知)」と書いてあったので…。

ずばり、問題ないですか??と聞いてみました。

 

痛みや出血などのストレス負荷がかかると分泌されるべき下垂体のホルモンが分泌されないと、ショック症状=過度な低血圧、低血糖を引き起こす、重篤だと意識障害を起こす、らしい。

対処方法は下垂体ホルモン(薬剤)を投与。

私の場合は今のところ下垂体ホルモンのコルチゾールやACTHを分泌させる視床下部や副腎にははっきりとは異常が見つかっていません。原因不明なので「下垂体ホルモン低下症」とははっきり診断がつけられない中途半端な状態です。

*最近は、眩暈と下垂体ホルモンの関係性がはっきりしないので念の為低血糖対策に「ブドウ糖」を持ち歩いています…。

 

先生が「本当は抜歯は(今は私の場合原因が不明なので)避けたほうがいい。でもどうしてもの場合は前後3日間くらいコートレル(下垂体ホルモン低下症のお薬)を内服する手はあるから、歯科へ紹介状を書くよ。」と助言される。

 

そ、そうなんですか…。

親不知って上より下のほうが抜歯が出血しやすいし痛みも強くて大変と言うのを聞いたことがあったので心配事項だったのですが…そうですか…。

*今まで上の親不知しか抜歯したことがないです。抜歯するか温存するかまだ即決しなくていいのですがいずれはどちらかの治療選択をしないといけない状態でして…。

 

「僕の患者さんで副腎機能が低下している患者さんは総合病院へ紹介して内科と歯科にかかっている。本当は総合病院の歯科のほうが安心は安心。」

 

うーん、総合病院の歯科って…び、微妙(爆)。

*クリニックの歯科と総合病院の歯科(口腔外科)では、総合病院のほうが内科的なことが分かっているわけではありません…。ただ、何か(低血圧、低血糖を起したなど)あった時にすぐERですぐに対応できるだけです。

 

だけです…と書いたが過去に親不知を抜歯する際は笑気ガスで対応できる某歯科大学病院で抜歯してもらっていたので悩む。

 

…まだ決断急いで出さなくても大丈夫ですが、抜歯の時だけは総合病院へGO!かも…(爆)。

 

 

 

背骨の近況。

 

背骨は鎮痛剤は内服しなくて平気になってます。

痛む時も湿布貼ったほうが楽になるのだろうなーとは思うのですが、白いパップ剤は冷たい(笑)ので貼るほどでもないかなー?と思ってしまうので、案外そんな感じで鎮痛剤は内服外用もなしで腰は平気です。

むしろ、肩コリのほうがしんどいかもしれないです。

 

「背中に棒が入っている。強張っている」とチタンが主張しているのは慣れるまでずっとあるかもしれないのでしょうか…主張は寒いと強めです(笑)。

 

映画館。

映画館のリクライニングシートの倒れ具合が何となく無理かも?と思っていたのですが、どうしても観たい映画(ボヘミアン・ラプソディ)があって、一緒に行ってくれる人もいたのでトライ。

 

…腰は痛くはないのですが、何かもうちょっとリクライニングの倒れ具合が調節出来たほうが体は楽かも…と言う感じで最後のほうは腰の後ろにあてるクッションを持参すれば良かったかも!ともぞもぞしながら観ました。

*腰よりも、眩暈の症状が出てる日があるのでそっちのほうが画面観ているのが途中しんどかったです(爆)。

 

そして、もうそろそろ腹筋どうにかしたいのだよな…と思い、レッグレイズ(仰向けに寝ころぶ→両足=下半身をゆっくり上げる)は少し出来るかな?と11月後半くらいから挑戦してみました。

 

腹筋を鍛える筋トレは基本的に腰椎に負荷が全くかからないやり方は「深呼吸」くらいしかありません(OTさんに確認済み)。

 

レッグレイズは仙骨~腰椎L4辺りに少し負荷がかかるので術前術後、痛みが出る人は禁止です。

 

腰への痛みは耐えられないくらい痛い!と言うほどはなかったのでやっても大丈夫な範囲だと思いましたが…

…腹筋どこかへ消えてしまっているよね?(笑)なくらい下腹部が痛い(爆)。

 

術前は筋力をつけておかなければと思っていたので、調子が良い日は別の腹筋メニューと組み合わせてレッグレイズは10回1セット×2をやってましたが、今は1セットでもキツイ…。

*レッグレイズは1セット15回が普通のやり方ですが別のメニューもあったので少し回数減らしてました(爆)。

 

毎日は今は根気がでなくて出来ていません。

寒くてやるのがしんどいのですが、やるとメンタル的には「これしか出来ない」と言う気持ちと「少しでも筋トレ出来るとほっとする」と言う気持ちが起きます。

 

レッグレイズで思い出した、入院中の出来事。

 

退院間近になってから自分の身体がどのくらい動かせるのか?と今思うと何故そんなことにチャレンジしたのか覚えていないのですが「枕なしでベッドに寝転んで片足の膝を伸ばしたままゆっくり地面に垂直にあげてみる」をやってみたことがありました。

 

これが、片足を伸ばしたままだと20㎝くらいしか上がらなかったのですよ!

どこかが痛むとかではなく「足が鉛みたいに重い?」と言う感じで不思議なくらい上がらず…。

少し膝を曲げるともうちょっと…25㎝くらい(5㎝くらい?)…。

 

両足揃えてあげるのはレッグレイズになってしまうので脊椎に負担がかかるからやらないほうがいいだろうな…と思ってやらなかったのですが、これじゃあ寝転がって靴下を履くことすら無理じゃないか!大丈夫なのか、退院して??と不安になりました。

 

因みに、退院して3ヶ月頃に片足を上げてみても垂直90度までは上がらず、でもいつの間にかあげられるようになってました。

↑膝の裏から大腿部の筋力が落ちてしまったので足を真っ直ぐ伸ばすのがキツイ。普通に体が硬くなってました…(毎日ストレッチとかすれば改善すると思うのですが根気なくて続けられず…)

 

ブログにいつだったか書いたのですが、足の裏の一部が着地すると痛む箇所があったのも、いつの間にか痛みが減り、タコにはならず無事に治ってました。

歩き方のバランスが急激に変化したせいなのかなあと思います。

 

大掃除は、窓拭きは普段から台風の後とかしていたので夏にチャレンジしてみて問題なく出来てます。トイレ掃除は退院直後はコルセットが取れるまでは(トイレが狭いので)出来ませんでしたが今は全く問題ないです。

 

それでも雑巾掛けは腰痛が…と言うよりもロッドが突っ張る!!と言う感じで胸椎のほうまでピキーン!とするので好んでやりたい作業ではないです…。

 

地面に座っている猫を捕まえて抱っこすることも術後4ヶ月くらいまでは出来なかったのですが、今は出来るようになりました。(因みにうちのネコは6Kg級のヘビーな猫達です・爆)

 

出来ることは増えてます。

 

腰回りの痺れは、普段は気になりませんが、触るとまだ鈍く痺れが残っているのか…と思い出します。

同じ後方固定術をされた方のブログなど色々読ませていただいたのでどこで書いてあったのか思い出せないのですが、術後1年経過された人でも腰回りの痺れが残っているというのを事前に知ることが出来て良かったです。

知らないでいたら「少しづつ痺れは軽減される」と言うことが分からず焦ってしまったかもしれないです。

退院直後もしばらく続いていた、ツン!とする痺れの疼痛は今は殆ど起きません。

 

その代わりに…胸椎の辺り、術後の跡が何でもない時にピリピリピリ!と痛む時が寒くなってから出てきました。

一瞬「あ!イタッ!」っとなりますが数秒で治まるので術後の部位は仕方ないかなと言う感じです。

↑術後の部位の皮膚の引き攣れる感じは、ケロイド体質の人だと出やすいのかもしれないです。私はケロイド体質なので、お腹の開腹手術の跡も20年以上経過してますが残っています。今も1年に1~2回あるかないかで「引き攣れるー!」と言う感覚が起こることがあります。

 

昨年の今頃は1月から貯血が開始だったので、今のうちに!と、入院に必要なものを調べたり、退院直後の身体の具合はどんなものかとか色々情報を集めてました。

 

術後の不便なことや、術後の体調不良とか、私は読んでも「不安になる」よりも「そんなことが起きるかもしれないのね」と思うほうだったので術後体調が悪くても「私だけじゃない」と思って安心できました。

↑語弊があるといけないので書いておきますが、体調悪い方に対しては勿論「何も出来ないけど、早く元気になってくれるといいな」と思っていますから!!

 

私の場合は術後良くなっていく過程に、下垂体ホルモンの異常な低下が出てきてしまった今は、体調は良くないのですが、体調の悪さは術後だからなのかホルモン異常だからなのかが分からないです(笑)。

 

本当は年内に入院ブログをアップしたかったのですが出来そうにないのですみません…。

 

アメブロを通して、同じ後方固定術をされた方々のブログは参考になってます。

ひとりひとり、術後経過は違いますが、病院の先生やOTさん看護師さんは実際にこの手術を受けたわけではないので細かな術後経過の苦労や悩みは実際に手術を受けられた方のお話がとても身近に感じています。

いいねしかつけずコメントできないでいることも多いですが、この場をかりていつもブログを読ませていただいているブロガーさんにブログを書いてくださっていることをありがとうございます!と言いたいです。

本当、ありがとうございます!!

 

では良いお年を。