「SECERT 7 LINEのSHINJI(Vo.B)が交通事故により本日31日に逝去した。この発表はオフィシャルサイトで行われたもので、昨日30日に福岡でのイベント出演後メンバー運転の機材車で帰京する際に横転事故が発生。事故の詳細や今後のスケジュールについては追ってアナウンスされる。」
昨日、訃報のニュースが入った。
…このところ、××さん堕ち…あ、もうバラしたから伏字にする必要なかったのだった。
Kenkenさん堕ちしてから、RIZEとかも聴くようになって、最近の邦楽ROCKシーンもトップ記事で載らないようなバンドも、Kenkenさん繋がりのバンドは積極的に聴いていた。
RIZEに関しては、本当は別のネタで書くつもりだったが、取りあえずここに先に書いてしまうと、ずっと前から、Kenkenさん加入前から知っていた。
聖飢魔Ⅱファン関連の何人かが、RIZEやマキシマムザホルモン等のライブに行っており「超カッコイイよ」と言われた。
しかし、私が好きだった、ハマった陽気な80年代ROCKシーンが陰気な90年代に、オルタナ、グランジ、ミクスチャーの世代に変化していった時、私はその流れに自分の気持ちがついていけなかった。周りが聴いていたので、何となく聴こえてはいたが、ハマらずにいた。
で、十年以上経過した、今となって、ミクスチャーでも何でも来い!じゃないが、全く抵抗なくRIZEを聴いている。
JESSEさん、カッコイイ…。(janis何気にRIZER化中)
いや、Kenkenさんのやっている音楽で一番好きなのは、LIFE IS GROOVEなんですが…。
本題。
musicianの死。
この世に生まれたからには、命あるものには必ずいつかは死を迎える。
私は、医療関係にいたせいか、病死にはある程度の免疫が出来てしまっているかもしれない、一般人よりかは…。
悲しくないわけではない。
上手く言葉に出来ない。
SECRET 7 LINEは、まだ名前しか知らなくて、フリーライターの増田さんのツイやヘイスミと言うバンドの猪狩さんのツイで今回の訃報を知った。
今回、とても心を痛めた。
私は、小学生の頃、知人…と言うか、身内が自動車事故を起こして、同乗者が亡くなると言う体験をしている。
大人になってから、事の大きさに気づき、そのことは、色んな意味で私の胸の奥に深い傷を残している。
私は車の免許を持っていない。
ネコの病院へ行く為などに、これまでも何回か免許を取ろうと思った事はあった。実際に仮免手前まで教習所に通った事もある。
しかし、脳裡に、「もし、自分が運転する車が事故を起こしてしまったら、もし、誰かを傷つけてしまったら…」と言う思いがよぎると、その怖さから免許を取る自信が持てなくなっている。
私生活でも、車で来た人がお酒を(軽く)飲むと、怖かった。好意を寄せる相手であれば男女関係なく、心配だった。
ライブハウスに良く行くようになってからは、バンドマン達が全国ツアーで、機材を積んだ車で自分達で運転しているのを知ることになる。
その度に、長いツアーで疲労が濃くなっていたり、連日ライブで打ち上げで深酒した後のメンバーに会うと本当に心配だった…。
メンバーだけじゃなくて、スタッフが運転する場合もある。スタッフだって疲れている。
これは、売れてないmusicianだったから運が悪いとかの問題ではない。
移動にお金がかけられるとかの問題ではない。
スタッフも同じだから。
機材運んで現場で仕事してるから。
…どんな職業でも、こんな状況ってあると思う。
こう言う訃報は、本当に辛い。
生きている人は、一日一日、後悔しないように精一杯生きるコト。
人間だから、それが難しい日も沢山ある、それでも、どうにか、前に進みたいよ…
…SHINJIさんの御冥福を心からお祈りします…