「30人31脚」 という競技がある。
競技というより、テレビでの見世物に近いが。

小学生クラス対抗30人31脚(しょうがくせいくらすたいこう30にん31きゃく)とはテレビ朝日が主催、朝日新聞と朝日小学生新聞が後援して開催する競技大会、およびその模様を放送するテレビ番組である。1996年開始。

ドッグショーまがいのことを小学生にやらせる、テレビにありがちなくだらない企画だと思っていたが、どうやらそれが恐ろしいことになっていたようだ。

クラス対抗30人31脚を即刻廃止すべきである6つの理由 -女教師ブログ

によると、

1. 「クラス全員が参加に同意する」(同意書を提出する)ということが、いかに尋常でない状況であるか
2. 児童の身体的発達にとって有効ではない
3. 児童の身体発達にとって、害悪ですらある
 (教師・一部の親によるしごき等を誘発)
4. 普通の徒競走にくらべ、きわめて大きな危険性
 (巨大な力で足を引っ張られながら転倒)
5. チームワークもはぐくまない
 (他人と同時に足を動かすという訓練のみ)
6. むしろ、チームワークを損なう
 (競技の性質上、長期間の同一行動が必要であり、子供に大きなストレスがかかる)

だから、即中止すべきだというのだ。

こんな下らないことにムキになって・・・という感想をもったが、どうやら「テレビパワー」によって、今の小学校では、下手をするとこの競技に事実上強制参加させられるという事態が、他人事ではなくなっているようなのだ。

小学生に「同意書」を出させて拘束するとか、ヤクザでもそこまでしない。


本当に、朝日って会社は社会にとって害悪でしかないんですね。