2015年7月の読書メーター
読んだ本の数:9冊
読んだページ数:1985ページ
ナイス数:60ナイス
輝く夜 (講談社文庫)の感想
★4.6 2010年11月12日(初版2007年10月)発行。初版の文庫本では「聖夜の贈り物」と言うタイトル。それにしてもこの百田氏、小説家としてのデビュー作が2006年8月発行の「永遠のゼロ」だったとは。そしてこれが2作目で短編集。愛をめぐる5つの奇跡の物語。ファンタジーと言えばそれまでだが、魔法の万年筆、猫、ケーキ、タクシー、サンタクロースのどれも素晴らしい。それぞれが心にジーンとくる話。これで百田氏の本は7冊目。百田氏が永遠のゼロの次にこれを急に書きたくなったというのもわかるような気がしました。
読了日:7月10日 著者:百田尚樹
日本の「運命」について語ろうの感想
★4.8 2015年1月20日発行 浅田氏の本は初めてだろうか?この本を読むと日本の歴史の裏側の話がよくわかる。教科書に出てくるのは表側のみだが、この本には、同氏が小説を書くに当たって調べたこと、気付いた歴史の裏側が満載。江戸時代、幕末から明治・大正の近現代史、さらには中国史も含めて歴史好きにはとても面白く読める本だ。また何故東京の中央線が真っ直ぐな理由、千島列島の占守島、中国の清王朝と徳川幕府の比較、科挙制度の話、モガ(モダン・ガール)、モボ(モダン・ボーイ)等々。次は是非同氏の小説を読みたくなった。
読了日:7月11日 著者:浅田次郎
恨(ハン)の国・韓国 なぜ、日韓は噛み合わないのか(祥伝社新書)の感想
★3.8 2015年5月10日発行。よく恨の国・韓国と言われるが、どうも日本人は「恨」という言葉に誤解させられたようだ。韓国人の心を支配する「恨」とは、単に何かが失われた時の恨みではなく、いうなれば「完全なる形」のことで、これが崩壊する時、韓国人の心は混乱に陥ると。韓国の家族主義、格差社会、事大主義、定帝国主義と議論は色んな所に韓国の恨と絡め、かつ日本の事例と比較するが、韓国の歴史上、地理上置かれた位置を理解できない日本人には永遠に理解できないと思った。それをなんとか解説しようとする著者の努力には脱帽。
読了日:7月12日 著者:金慶珠
軒猿の月の感想
★4.1 2010年10月29日発行。いずれも幻想的で風変りな作品集。著者曰く「伝奇小説や剣豪小説を書いていた駆け出しのころから、戦国を舞台にした歴史小説に取り組むようになった最近まで、長年にわたる作者自身の濃縮されたエッセンスが詰まっている」というだけあってどれも面白い。軒猿の月、人魚の海、夜光木、木食上人、家紋狩り、卜伝花斬り、戦国かぶき者、子守唄の8編の作品集。いずれも1991年から2003年までの小説誌に掲載されたもの。ということは火坂氏が30代半ばから40代半ばに書いたものか。夜光木が良かった。
読了日:7月12日 著者:火坂雅志
メガバンク絶滅戦争の感想
★4.7 2015年1月30日発行。手に汗握り・・・とても面白く読めた。さすが金融機関出身の著者だけあって、なかなか業界の実情、マーケットの状況を的確に捉え、まさにさもありなんというような小説に仕上げ、テンポよく書かれてますね。実在するメガバンクとわかるようになっているが、本部の人事構成の話や役職名、本部の組織の言い方はわかってなかったのは仕方ないですね(池井戸潤のように実際内部にいないと、内部の人間からは?ですね)。これもTVドラマ化すると、面白いかも?この著者の他の本も読んでみたくなりました。
読了日:7月18日 著者:波多野聖
9割の病気は病気ではない!の感想
★4.5 2010年11月24日発行。確かに日本の医療制度は何か間違っているのではないかと思っていたが、この本には見事にそのことが立証されている。製薬会社と結託してなのか(多分そうだろうが)、国は高血圧症の基準値を下げ、糖尿病の診断基準値まで突然厳しい基準に変更し、大量の病人を作り出しているようですね。さらには、9割の「ウソの病気」に対して薬漬けにして、自己治癒力を低下させ・・・。確かに何故メタボの人のために国の税金が使われなければならないのか。病気の仕分けによる医療保険の適用範囲制限に賛成したいですね。
読了日:7月19日 著者:岡本裕
「中国の時代」は終わったの感想
★3.0 2014年5月29日発行。1年前に発行された本だが、まさにこの本に記載されているように、中国の終焉が近づいているのだろうか?中国株価水準は1年前の2000から5166まで2.5倍に。そこから3割暴落(3600)したが、政府の必死の買い支え政策で現在4000台をキープ。不動産不況は1年前から変わらない、いや悪化。今の中国の観光客の爆買は?いずれにせよ、中国の軍拡は日本にとって脅威そのものであり、米国もあまり当てにならない状況下、一刻も早く手を打たないと近い将来大変なことになってしまうだろう。
読了日:7月25日 著者:宮崎正弘
病気になる人、ならない人、そして治る人の感想
★4.5 2009年11月11日発行。現代医療の枠組みにとらわれず、独自の研究や治療を行っている医師12名を紹介。著名な安保徹氏、新谷弘実氏、石原結實氏、岡本裕氏他、自然治癒力でガン治療を行う帯津良一氏、寄生虫学専門の藤田絋一郎氏、中医学へ転向した小高修司氏、活性酸素を増やさない生活を勧める丹羽耕三氏、血液の汚れが万病の元と言う森下敬一氏、良い「気」を取り込む生活が病気にならない体を作るという谷美智士氏、健康に笑いが一番と言う中島英雄氏、がん免疫ドックを開発した宇野克明氏。ガン治療には必読書かも。
読了日:7月26日 著者:樹林ゆう子
アジアの覇権国家「日本」の誕生の感想
★4.0 2015年2月6日発行。国際エコノミストである著者の本はこれまでも色々読んできたが、今度こそ中国、韓国、北朝鮮の経済の終焉は秒読み体制に入ったようだ。そして、これを読むと集団的自衛権の閣議決定や安全保障関連法案の成立を安倍首相が何故急いでいるのかということも良く分かった。それにしても北朝鮮に日本人技術者が戦後も抑留されたままだったとは。そして存亡の危機を迎える北朝鮮、サムスン・現代自動車の蹉跌・・・これまで困窮すると常に日本に助けられた韓国、国際ルールを無視する中国。改めて日本の凄さがわかった。
読了日:7月31日 著者:長谷川慶太郎
読書メーター
読んだ本の数:9冊
読んだページ数:1985ページ
ナイス数:60ナイス
輝く夜 (講談社文庫)の感想★4.6 2010年11月12日(初版2007年10月)発行。初版の文庫本では「聖夜の贈り物」と言うタイトル。それにしてもこの百田氏、小説家としてのデビュー作が2006年8月発行の「永遠のゼロ」だったとは。そしてこれが2作目で短編集。愛をめぐる5つの奇跡の物語。ファンタジーと言えばそれまでだが、魔法の万年筆、猫、ケーキ、タクシー、サンタクロースのどれも素晴らしい。それぞれが心にジーンとくる話。これで百田氏の本は7冊目。百田氏が永遠のゼロの次にこれを急に書きたくなったというのもわかるような気がしました。
読了日:7月10日 著者:百田尚樹
日本の「運命」について語ろうの感想★4.8 2015年1月20日発行 浅田氏の本は初めてだろうか?この本を読むと日本の歴史の裏側の話がよくわかる。教科書に出てくるのは表側のみだが、この本には、同氏が小説を書くに当たって調べたこと、気付いた歴史の裏側が満載。江戸時代、幕末から明治・大正の近現代史、さらには中国史も含めて歴史好きにはとても面白く読める本だ。また何故東京の中央線が真っ直ぐな理由、千島列島の占守島、中国の清王朝と徳川幕府の比較、科挙制度の話、モガ(モダン・ガール)、モボ(モダン・ボーイ)等々。次は是非同氏の小説を読みたくなった。
読了日:7月11日 著者:浅田次郎
恨(ハン)の国・韓国 なぜ、日韓は噛み合わないのか(祥伝社新書)の感想★3.8 2015年5月10日発行。よく恨の国・韓国と言われるが、どうも日本人は「恨」という言葉に誤解させられたようだ。韓国人の心を支配する「恨」とは、単に何かが失われた時の恨みではなく、いうなれば「完全なる形」のことで、これが崩壊する時、韓国人の心は混乱に陥ると。韓国の家族主義、格差社会、事大主義、定帝国主義と議論は色んな所に韓国の恨と絡め、かつ日本の事例と比較するが、韓国の歴史上、地理上置かれた位置を理解できない日本人には永遠に理解できないと思った。それをなんとか解説しようとする著者の努力には脱帽。
読了日:7月12日 著者:金慶珠
軒猿の月の感想★4.1 2010年10月29日発行。いずれも幻想的で風変りな作品集。著者曰く「伝奇小説や剣豪小説を書いていた駆け出しのころから、戦国を舞台にした歴史小説に取り組むようになった最近まで、長年にわたる作者自身の濃縮されたエッセンスが詰まっている」というだけあってどれも面白い。軒猿の月、人魚の海、夜光木、木食上人、家紋狩り、卜伝花斬り、戦国かぶき者、子守唄の8編の作品集。いずれも1991年から2003年までの小説誌に掲載されたもの。ということは火坂氏が30代半ばから40代半ばに書いたものか。夜光木が良かった。
読了日:7月12日 著者:火坂雅志
メガバンク絶滅戦争の感想★4.7 2015年1月30日発行。手に汗握り・・・とても面白く読めた。さすが金融機関出身の著者だけあって、なかなか業界の実情、マーケットの状況を的確に捉え、まさにさもありなんというような小説に仕上げ、テンポよく書かれてますね。実在するメガバンクとわかるようになっているが、本部の人事構成の話や役職名、本部の組織の言い方はわかってなかったのは仕方ないですね(池井戸潤のように実際内部にいないと、内部の人間からは?ですね)。これもTVドラマ化すると、面白いかも?この著者の他の本も読んでみたくなりました。
読了日:7月18日 著者:波多野聖
9割の病気は病気ではない!の感想★4.5 2010年11月24日発行。確かに日本の医療制度は何か間違っているのではないかと思っていたが、この本には見事にそのことが立証されている。製薬会社と結託してなのか(多分そうだろうが)、国は高血圧症の基準値を下げ、糖尿病の診断基準値まで突然厳しい基準に変更し、大量の病人を作り出しているようですね。さらには、9割の「ウソの病気」に対して薬漬けにして、自己治癒力を低下させ・・・。確かに何故メタボの人のために国の税金が使われなければならないのか。病気の仕分けによる医療保険の適用範囲制限に賛成したいですね。
読了日:7月19日 著者:岡本裕
「中国の時代」は終わったの感想★3.0 2014年5月29日発行。1年前に発行された本だが、まさにこの本に記載されているように、中国の終焉が近づいているのだろうか?中国株価水準は1年前の2000から5166まで2.5倍に。そこから3割暴落(3600)したが、政府の必死の買い支え政策で現在4000台をキープ。不動産不況は1年前から変わらない、いや悪化。今の中国の観光客の爆買は?いずれにせよ、中国の軍拡は日本にとって脅威そのものであり、米国もあまり当てにならない状況下、一刻も早く手を打たないと近い将来大変なことになってしまうだろう。
読了日:7月25日 著者:宮崎正弘
病気になる人、ならない人、そして治る人の感想★4.5 2009年11月11日発行。現代医療の枠組みにとらわれず、独自の研究や治療を行っている医師12名を紹介。著名な安保徹氏、新谷弘実氏、石原結實氏、岡本裕氏他、自然治癒力でガン治療を行う帯津良一氏、寄生虫学専門の藤田絋一郎氏、中医学へ転向した小高修司氏、活性酸素を増やさない生活を勧める丹羽耕三氏、血液の汚れが万病の元と言う森下敬一氏、良い「気」を取り込む生活が病気にならない体を作るという谷美智士氏、健康に笑いが一番と言う中島英雄氏、がん免疫ドックを開発した宇野克明氏。ガン治療には必読書かも。
読了日:7月26日 著者:樹林ゆう子
アジアの覇権国家「日本」の誕生の感想★4.0 2015年2月6日発行。国際エコノミストである著者の本はこれまでも色々読んできたが、今度こそ中国、韓国、北朝鮮の経済の終焉は秒読み体制に入ったようだ。そして、これを読むと集団的自衛権の閣議決定や安全保障関連法案の成立を安倍首相が何故急いでいるのかということも良く分かった。それにしても北朝鮮に日本人技術者が戦後も抑留されたままだったとは。そして存亡の危機を迎える北朝鮮、サムスン・現代自動車の蹉跌・・・これまで困窮すると常に日本に助けられた韓国、国際ルールを無視する中国。改めて日本の凄さがわかった。
読了日:7月31日 著者:長谷川慶太郎
読書メーター