この前の本の続きです。五日市剛さんの本「なぜ、感謝するとうまくいくのか」・・・なんか良い話が一杯つまっていますね。


仏教には『浄玻璃(じょうはり)の鏡』というお話しがあります。

亡くなってあの世に行く前に、だれもが一度は浄玻璃の鏡の前に立つのだとか。すると、生まれてから死ぬまでの間の「人に与えた喜びと悲しみ」が走馬灯のように、一瞬にしてその鏡の中に再現されるといいます。

人に与えた悲しみが多ければ、身もだえするような苦しさとなり、いてもたってもいられないほど、深い後悔の念にかられ、針のむしろとなります。その状態がまさに地獄。

人に与えた喜びが多ければ、無上の喜びがわいてきて、笑顔がこぼれ、うれしくて、楽しくて、しかたなくなります。まさにこれが天国でしょうか。

当然のことですが、人間は死んでしまうと、それまで築きあげてきた人間関係、財産、地位、名誉などは、いっさいあの世には持っていけません。有形のもの、無形のもの、ともに持っていけない・・・と思っていました。けれども、『浄玻璃の鏡』のお話しを聞いてからは、「あの世に持っていけるものは、実は二つだけある。一つは、「人に与えた喜び」。もう一つは、「人に与えた悲しみ」と思うようになりました。

もし、これが本当なら、この人生で自分が感動したことや、喜んだこと、悲しみ・苦しみの思い出など、自分自身のことはいっさい何もあの世には持っていけず、人に与えた喜びと悲しみだけが持っていける・・・ということになります。


なるほど、こういうことだったのですね。

あの世に持っていけるものは、人に与えた喜びと悲しみだけなんですね。確かにそうなのかも?

あー、ボクは人に与えた悲しみが多いのかなぁ・・・。これからは、できるだけ、人に多くの喜びを与える生き方をしたいですね。


ついでに瀬戸内寂聴さんのお言葉も載ってました。

「恨みや怒りはね、すぐに伝えないで一晩寝かせること。一晩寝かせると、感情は薄れます。いわないでよかった、ということが多いはずですよ」

寂聴さんも、怒り言葉を口にする前に、時間を空けることの大切さを教えてくれました。なるほど、それでは腹が立ったら、ゆっくり10を数えよう。もっと腹が立ったら、100数えよう。それでも、どうしても怒りたいときは、次の日怒ろう・・・と思ったものです。怒り言葉をすぐに吐き出しても、いいことなんか一つもありません。


うーん、なるほど。前に怒らない技術を読んだことはあったけど、怒りたいときは、一晩寝かせるといいのですね。


さらに、マザーテレサの言葉も載ってました。

「たとえあなたの人生の99%が不幸であっても、最後の1%が幸せならば、あなたの人生は幸せなものになる」

確か前にも読んだことがあったかもしれないけど・・・。これも心の中にしっかりと刻んで置きたい言葉ですね。

来月五日市さんの講演会があるようなので、是非出席してみたいです。