前回までの着物の除湿活動・除湿のきっかけは
2月の虫干しの際に気が付いた、透明フィルムの小窓付きの畳紙の異変でした
昨年秋ごろに、丸洗いに出して戻ってきた際の畳紙が
透明フィルムの小窓付きで内側に薄紙がないタイプでした
当時、何故か畳紙の小窓のフィルムが気になるというか違和感があり
着物がフィルムに直接付かないように、フィルムと着物の間に未使用のガーゼを挟みました
いつも小窓のないタイプの畳紙を使っているからでしょうか
透明フィルムは畳紙に糊付けされているので
糊が着物に移ることがあるのかな?という素朴な疑問でした
そして約半年も経たない2月の虫干しの際
糊付けした透明フィルムと着物の間にかまして置いたガーゼに薄茶色の染みを発見
小窓の大きさとほぼ同じ大きさの楕円形状の染みがガーゼに付着していました
透明フィルムも糊付け部分が薄っすら茶色に変色し、フィルムの一部が剥がれるように浮いていました
畳紙のおもて面には異変が見当たりませんでした
着物側のガーゼにまでは染みはなく、着物に被害はなく、、、セーフ
収納の際、ガーゼを当てておいてホントよかったー
同時期に悉皆屋さんから戻ってきた同じ畳紙には
ガーゼへのは染みや透明フィルムの小窓付当たりの異変はありませんでした
畳紙の内も外側にもカビを推測させるようなシミや異変はなく、ピンポイントでここだけがこんなことになるなんて
それも半年も経たないのにこんなことになるなんて・・・・と呆然としました
2月の時点で畳紙の予備がなかったので
ひとまず透明フィルムの小窓のある面を切って保管収納
そして先月、全てを小窓なしの畳紙に変えました
台紙があるタイプなど畳紙の種類も様々ありますが
もとより私は、透明フィルムの小窓なしで薄紙あり派です
透明フィルムの小窓付きの畳紙ウリとして、収納している着物類が一目瞭然ということでしょうけど
それは、畳紙のおもて面に手作り着物ラベルを貼付することで解決できます
畳紙のおもて面に着物ラベルを貼って数年経つものも
現時点で、ラベルの糊が畳紙の内側に染み出ている形跡はありません
また本件を、悉皆屋さんのコールセンターに問い合わせてみると
絶対ではないが数年間は安心して保管できます、とのご回答でした
滅多にないことでも、こんなこともあるんだなー
とても良い経験になりました
湿度とは直接関連はないのでしょうけど
改めて定期的な点検って大事なんだなーと考えさせられました
まぁーあまり神経質にならないように・・・気を付けよう!!