前回まで、着物の証紙の基本的なことをまとめてみました

その情報をもとに、自分の着物と帯をみてみることにしました

 

今回は、織元名についてです

 

帯の証紙(1)、製造元の工房名が記載された証紙(2)

織元名が直接生地に記載(3)された3点を見てみましょう

 

1.帯:西陣帯の証紙

西陣織工業組合が発行した証紙であり

西陣織工業組合のホームページによると

「これは、西陣織工業組合が発行するメガネ型証紙。

この証紙に生産者番号、帯地の種類を表示。

生産者の責任を明確にするとともに、西陣のデザインと技が作りあげた西陣製品であることを証明しています。現在この証紙は金ホイル紙の「紙製」とサテン地の「布製」の二種類が流通しています。」とのこと

 

組合員検索が出来るようになっていて

私の帯の証紙に付されている証紙番号から

組合員名、購入店とぴったり一致していますね

 

 

2.着物:夏牛首の証紙

角印・牛首オフィシャルホームページによると

石川県牛首紬生産振興協同組合「認定織物」であり

ラベル表示方法によると、認定織物(夏牛首など)に分類され

牛首紬生産振興協同組合の保証書、検査合格証の種類としては

左側の証紙①が、認定織物保証書(夏牛首、夏帯など)

右側の証紙②が、検査合格証・認定織物(夏牛首、夏帯など) 

生地の右上に、赤朱色で、③角印がスタンプされていることがわかりますね

 

 

 

3.織元名が直接生地に記載されている

https://www.chinenbingata.com/

 

織元オリジナルの記載方法で織元名を記載しているパターン

 

以上

証紙で分かること色々とがありますね

 

今日はここまで