13luepearのねじ巻きブログ

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釣りのこと・・・

BREADEN TIMES(vol.165)からの抜粋 

 

<新製品ロッドの話>
今回は、少しロッドのお話をさせていただきます。

VOL.161でも少しご案内しましたが、新しいロッドの発売が徐々に迫ってきました。
その中でも今回は、「TR711 PE Special」に焦点を当ててご紹介したいと思います。

 

「PEスペシャル」といえば、TR85やTR93が発売されたのが14年前。
私自身、TR85を相棒として、発売当初からさまざまな釣りに使ってきました。

ライトゲームからミドルゲームまでが私の主なスタイルですので、20gまでキャストできるPEスペシャルは、まさに私の釣りの大部分をカバーしてくれるロッド。
メバリング、チヌゲーム、マゴチなどのフラットフィッシュ、ライトショアジギング、秋のエギング、タチウオのテンヤ釣りなど……
この1本があれば、たいていの釣りがこなせてしまう。そんな頼れる存在です。

そしてその「PEスペシャル」の弟分ともいえるモデルが、この秋ついに登場します(当初は7月発売予定でしたが、9月に延期となりました)。

 

今回のモデルは、従来のPEスペシャルとは見た目も大きく変わっています。

TR711

従来モデルではストレートタイプのグリップを採用していましたが、今回はご覧のとおりセパレートグリップ仕様。そして、グリップ素材にはコルクを採用。まるで別シリーズかと思うほどの変化です。

7月6日、今シーズンの最終戦となるであろう「メバリング」に、この新しいPEスペシャルを持って出かけてきました。私が感じた使用感をお伝えしますので、ぜひ参考になさってください。

このロッド、実は投げる前に手に取った瞬間から違いがわかります。
まず感じたのは、「軽っ!」ということ。ロッドの自重は99g。数値だけを見ると特別な軽量ロッドというわけではありませんが、リールを装着して持ったときのバランス感が抜群です。TR85と比べて6インチ短いため、バランスが良くなるのは想像に難くないかと思いますが、実際に使ってみると「こんなに違うの!?」と驚くほど、取り回しやすさに差があります。
グリップエンドまでの距離が私にはやや長めに感じられましたが、それもこのバランスの良さに一役買っているのでしょう。
キャスト時にはロッドがしなやかに曲がり、「これぞPEスペシャルのキャスト感」と思わせてくれる、安心感のあるフィーリング。とても素直で、気持ちのいいキャスト感です。
3g程度のプラグ単体のキャストやアクションも文句なし。さらに、フロートリグを装着してトータル15gほどになっても扱いやすく、非常に万能な印象です。
ちなみに私は、TR85PEではジグ単での釣りをあまりしてこなかったのですが、このTR711ならジグ単も快適に扱えます。より軽量なリグにも対応できるのは、大きな強みですね。

遠投が必要な場面を除けば、このTR711が圧倒的に使いやすいと感じました。
コルクグリップもしっとりと手になじみ、温かみがあってとても好印象です。
私のように、「新しい相棒と出会った!」と感じていただける方も多いのではないでしょうか。ぜひご期待ください!
なお、こちらは9月発売予定です。

 

 

 

 

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