はろー
いよいよ明日はアルバムフラゲ日であります
今日はアルバムに対する想いというかこのアルバムについての事をツラツラと書いていこうと思います
中々長くなりますので覚悟ください笑
制作期間的には約半年。
ブルエンのCD1枚に書ける制作期間としては過去最大の長さでした
それもそのはず。
おれらはこれまでオリジナルフルアルバムというものを一枚も作っておりません
というのも、、
インディーズの最後に出したバンドオブディスティネーションはインディーズ時代のベスト盤的なニュアンスなので新曲も3曲しか入っていません
なので、今回の制作は割と未知なものでした
やはり1stフルアルバムっていうところには、メンバーの中でもそれぞれ思い入れが強い事もあって一回の話し合いでまとまらない事も多々あったり。
曲に関しても
何回も話し合ったり
個人的にはギターフレーズに関しても
結構考える事も多くて順調にいかない事もあったりしました(何回か、心折れそうになるくらいにフレーズ出てこなくなって逃げ出したくなりました笑
最初に計画していたよりも
制作期間がちょっとずつ伸びていき
今までにない焦りもあったりして。
まぁそんな中でもメンバーの支えやスタッフさんの支えあって
無事「≒」という作品が完成した訳です
雑誌やフリーペーパーの取材では度々語ったのですが、
正直そこまで目を通すのはわりかしコアな人っていうのも十分わかっております(まぁおれのblogを見てる人も相当コアかも知れませんが)
ここで改めてこのアルバムタイトルに込めた意味を語ろうと思います
深くは雑誌で語っていますのでもっと知りたい方はぜひそちらを(プロのライターさんがまとめた文章なので、おれの読みづらい文章よりもきっと読みやすいと思います←
まず読み方ですが
「ニアリーイコール」といいます
耳馴染みない人も多くいるかと思いますが、
高校時代理数系だった(辻以外)おれらからすれば割と馴染みのある記号でした
意味は
「ほぼ等しい」
もうその意味のまんまっちゃまんまです
ライブをやってステージに立っているおれらも
ライブのステージを支えてくれるスタッフさんも
ライブにきてフロアで聴いてくれるみんなも
ライブに来れなくてもCDを聴いてくれるみんなも
それぞれが誰も特別ではないし、
みんな悩むときには同じように悩むし、泣きたいときには同じように泣いて、笑いたいときには同じように笑って。
ステージにいるおれらもそう。
バンド組み立ての頃、
上京した頃、
よく言われました
「アーティストがステージ上で泣くんじゃねぇ、ヘラヘラ笑うんじゃねぇ」って。
おれはその度に疑問でした
「感情を隠しながらやって伝わんの?楽しいの?」って。
もちろんアーティストによっては見せないほうがいいかもしれないけど、
おれらは違くないかなって。
普段田辺がMCでいっているように、
ステージにいるおれら1人1人はカリスマにはなれないけど
あなたが何かを頑張りたいと思った時におれらの曲が少しでもキッカケになったり
あなたが悩んだときに、迷ったときにあなたのはるか先を走って導く事は出来ないけど、一緒に悩んでいつも隣にいる友達みたいな感覚で、
一緒に歌っていたいという想いはおれら他のバンドに絶対負けないと思ったんです
でもそれなら別にニアリーイコールじゃなくてイコールでいいんじゃない?
っておもう人もいるかと思うんだけど
やっぱりさ、
全くおんなじ人間なんていないじゃん?
おなじ悩みでも人によって微妙に違うじゃん?
だからイコールだと偽善になるような気がしたんです
それよりもほとんど一緒っていう「≒」の方がグッと来たんだよね
このアルバムのタイトルにはおれらのこれからの覚悟とかが全部詰まってるんです
これが今回タイトルに込めた想い。。
次にアルバム中身について。
アルバムが出来たときに、
アーティストが1番いう言葉がこの言葉でしょう
「最高の一枚できました
聴いてください」
もうある意味一つのフォーマット感があるくらいの定型文だと思います
おれらももちろんこれまでの過去の作品でこの言葉を使ってきたし、
そう思って使ってた
ただそのアルバムが自分が選ぶ人生のベストアルバムTOP5に食い込むか、
といえば心からYESとは言えなかったかもしれない
それはおれらの力不足なんだけど。
もちろん作ったときにはNo1だったそのアルバムも一週間後には10位に降格され、2週間後には20位になり3週目にはさらに落ちて聞かなくなり。。みたいな感じでした
おれが思う最強のアルバムっていうのはいつ聴いても最高だし色褪せない
常にランキング上位の最強なやつ。
そんなもんだと思ってます
おれの中では、
RADWIMPSの
RADWIMPS4 ~おかずのごはん~
であったり
ELLEGARDENの
ELEVEN FIRE CRACKERS
であったり
ここ数年の中でいうなら
[Champagne]の
Me No Do Karate.
であったり
KANA-BOONの
僕がCDを出したら
であったり。。
たぶん1人1人に最高の中の最高みたいなアルバムあると思います(人生の名盤的なね
いいアルバムってのはたくさんあるけどその中でも自分が生きる上で、音楽好きを語る上で必要不可欠なアルバムってのは数少ないと思います
今回作った「≒」に関して
おれはその最高の中の最高
それに食い込んできたと真剣に思ってます
この言葉が蔓延化して定型文化してる中でおれはあえて言いたい
「最高の中の最高の一枚ができました、ぜひ聴いてください」
って。
ここまでアツく想いを語ったけど
結局のところ実際に聴いてもらわないとわかんないし、それでいいと思っています
聴いてくれたあなたが判断してくれて微妙と思ったらそこまでです
ただチャンスは欲しいです
ぜひ一度聴いて欲しい
いろいろな偏見なくあなたのままで
一度聴いてみてください
おれは絶対気に入ってくれると思っています
体が自然と動いてしまう感じ
自然と鳥肌がたつ感じ
自然と目頭があつくなる感じ
自然と笑みが零れてしまう感じ
たくさんの感情と
たくさんの衝動を詰め込んでいます
きっとあなたの生活を、
大きくいうなら人生を彩る一枚になるっておれは真剣に信じています
ぜひ聴いてください
気に入ったらぜひ買ってください
CDを買って、封を開けるドキドキ感はストリーミングだったりレンタルだったり友達から借りる事では絶対に得られないって思ってます
よろしくお願いします
長くなりましたが、
アルバムの想いを少し語りました(さらに細かく話しますと小説一冊分くらいになりますので←←
最後まで読んでくれてありがとうございました
アルバム「≒」
期待のみしててください
BLUE ENCOUNT
Gt.江口雄也