この話の続きです↓
あらすじについて、自分の記憶をぶちまける前に
『少女都市からの呼び声』そのものについて記しておきます
以下、パンフレット等の文章を引用させていただきます
この舞台は
1985年、唐十郎率いる劇団状況劇場が初演
1994年、新宿梁山泊公演にて文化庁芸術祭賞を受賞
その後、世界でも上演されてきた
唐十郎の大傑作であり、新宿梁山泊が長年上演してきた名作である
今回は
今年オープンしたTHEATER MILANO-Zaのオープニングシリーズの一つとして上演されたが
その一ヶ月前に花園神社の野外テント小屋にて上演
(この時の田口役は六平直政さん)
また10月に、下北沢のザ・スズナリにて上演されることになっている
唐さんの作品は"アングラ"と称されています。
唐十郎の名前も、アングラというワードも昔から知ってはいましたが
考えてみたら、アングラの意味はいまいち分かってませんでした
アングラとはアンダーグラウンドの略で
1960年代に起こった美術や音楽なども含む反権威主義的な文化・芸術運動のこと
そこからアングラ演劇と呼ばれるジャンルが生まれ、大きなブームとなった
劇場という枠から飛び出し、街でゲリラ的演劇を行なったり、自分たちで公園や野外にテントを組んだり、演劇空間のもつ力を重視したパワフルで刺激的な作品が数多く誕生した
「いつかテントやスズナリの方にも出てみたい」と、雑誌のインタビュー記事でヤスくんが言ってました
初めてこの舞台を観た時は、正直よく分かりませんでした。
何回観ても、(私の頭では)恐らく正解は分からないと思います。
でもそんな理屈は抜きにして
とにかく面白かったです
あちこちにあるおもちゃ箱をひっくり返したみたいにシーンがコロコロ変わって
メリハリのあるステージ展開で
毎回あっという間に終わってました
私の解釈は正しくないかもしれませんが
次回以降、あらすじと感想を書いていきます。
つづく。