【遠距離介護】ありのままで

 

母は病院、父はショートステイで迎えた年末。 

年末年始をどんなカタチで過ごしてもらうか。

 「実家で2人が過ごす最後のお正月になるかも」という思いもあって、

病院や施設にお願いして前半を私、

後半を兄が面倒見ることで両親は一時退院(退所)。 

長年暮らした実家で年越しを過ごしてもらいました。

 

実家で暮らすことが難しくても市内にある老人ホームに2人で入所できれば、

慣れ親しんだ土地を離れずにすみます。 

自活できることが条件ということで、

認知症の症状が気になる母の体調管理を施設にどう判断されるか、

不安を抱えながら入所に向けて面接→審査を受けました。 

 

母が病院に入院できるのが最長60日で1月末には退院。

父も介護サービスをマックス使ったとしてもショートステイは1月末まで。

老人ホームの審査が通り順調にいけば1月末にはホームに入所できるということで、

私たちも祈るような気持ちで審査結果を待っていました。

 

 が、残念ながら審査通らず。

やはり、母が自分自身で体調管理できない点がネックだそうで、

母の身体にもしものことがあった場合責任が取れないので、という返答でした。

 

となると、2月から両親の暮らしをどうするか。 

私がうろたえていると、またまた兄が先手で動いてくれていました。 

母は市内の医療センターへ転院(双方の病院に働きかけての特別措置)

→こちらも最長60日までとなっているので3月末までの緊急措置。

父は祖母の代からお世話になっているホームドクターのご厚意で

先生が運営していらっしゃる特養に入所させてもらえることに。 

兄の働きかけで、極寒の2~3月を両親が困ることなく

安心できる場所で生活できることになりました。

 

が、今回も3月末までの期間限定。

4月からどうするか。 「まー、考えてみるわ。」という兄。

どうしよう。。。どうなるんだろう。。。 

私よりも辛くて不安なのは離れ離れになっている両親のはず。 

両親が辛い思いをしているのに、

兄も海外出張の合間に大阪と広島を行ったり来たりして動いてくれているのに、

私一人なにもしないで呑気に暮らしてていいのか、

幸せだなーって感じる瞬間があっていいのか、笑ってていいのか。 

母が癌だと知った学生の頃と同じような後ろめたさを感じました。

 

そんな時、小林麻央さんのblogに救われました。 

病院の先生から「癌の陰に隠れないで」と言われ、

それまで知らず知らずのうちに「癌患者」というアイデンティティーに

心や生活を大きく支配されていたことに気づけた、というもの。

麻央さんの現状と私の現状なんて天と地ほどもの差がありますが、

私なりに抱えていた「介護」に対する偏見にも似たイメージに、

自分も同じ生きづらさを感じて一緒に闘わなければ、

と追い込んでいたように思います。 

 

闘う。ナニと?誰と?ってカンジです(笑) 

 

両親のありのままを受け入れられてないんだと思いました。 

私が困惑していること、後ろめたさを感じていることを両親が知ったら

どんな気持ちになるだろう。

私が親の立場だったら、自分がどんな環境になろうとも

愛する子どもたちには笑顔でいてほしいと思います。

何の後ろめたさも感じず積極的に(笑)幸せになってほしいと願います。

麻央さんのblogを拝読して、そういう当たり前のことに気づけました。 

 

4月から私たち家族がどうなるのか。 

不安しかなかったけど

「なるようになる!家族みんなで向き合うから大丈夫!」と、

良い意味で前向きに開き直れました。