
今年の元旦に見た満月に輝く海を描きました。
風もあって、波も高かったので、初めて月夜の海を見た時の一番綺麗な海の風景に近くて
海がとっても綺麗に輝いていました。
月のまわりのぼかし方がまだまだ未熟で恥ずかしいのですが、描きたい風景に
だんだん近づいてきました。
始めて、満月の海に出会った時、その美しさに感動し、勇気づけられたことがきっかけで
この気持ちを描きたいと思って、満月の海の絵は描いていますが、この絵に限っては
少し、違う気持ちで描きました。
この絵は去年の暮れに亡くなった父と、秋に亡くなった慕っていた先輩を思って描きました。
この何年かで、友人が大切な家族を亡くして、悲しんでいる姿を何人も見てきました。
私も父を亡くして、初めてその悲しみを知りました。
なので、この絵は、友人の悲しみも思い、また、父と先輩への感謝の気持ちを込めて、
描きました。
父が亡くなった時に、たくさんの方に慰めていただきました。
そんな皆さんの言葉を思い出しながら描いていて思ったことは、ずっと、忘れないことが
一番の供養なんだということでした。
父に個展を見てもらえないことは残念ですが、きっと、いい個展になるように支えてくれていると
心のどこかでいつも思えています。先輩もきっと、応援してくれていると思います。
空に描いた星は父や先輩、主人の父、お世話になった方や友人の家族の星を描きました。
その日は星もいっぱい出ていましたから。
満月の日は必ず満潮になります。
人は満ち潮の時に産まれます。
星になってしまったみんなは、生命の誕生を見守ってくれている。そんな気がします。