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これは、最後に大野先生が書いてくださった言葉です。

念願だった大野先生の講演会、予想以上に楽しいものでした。

熊本弁で冗談や上品な下ネタの連発に笑いが絶えず、でも、

家族のお話には、ぐっと来るものがあり、涙したり、

泣き笑いの一時間ちょっとでした。

そんな中に、大野先生の手を失ったことでみつけた

大切なことを、いっぱい教えていただきました。

いろんな環境のなかで、できないこともあるけど、できることもいっぱいある。

そんな、当たり前のことに気づかせていただけたような気がしました。

大野先生は、心配かけたお母さんのために美術館を作られたと言っていました。

私も、親不孝をして、遠くにお嫁に行ってしまい、心配をかけた母のために

来年は地元、浜松で個展をしようと思っています。

講演会を聴いて、ますます頑張ろうという気持ちがわいてきました。

今、私は、誰かのために絵を描きたいと、すごく思っています。

今までも、母や娘、娘夫婦の結婚式、弟の新築祝いにと、描いてきましたが、

主人のため、病気と闘っている友のため、大切な家族を亡くした友のため、

息子たちのため、お姑さんのため、身内のため、今まで、お世話になってきたかたのためと、

感謝の気持ちや祈りの気持ちを込めた絵を描いていきたいなと思っています。

大野先生の講演会を聴くことができて、本当にうれしかったです。

大野先生、関係者のみなさん、ありがとうございました。

大野先生のホームページ http://www2.infobears.ne.jp/oonokatuhiko/