
今日は自分の作品を紹介させてください。
この絵は、2度目の湯布院での個展の時にメインになった絵です。
満月の日の頃には、晴れていれば海に行くんですが、その日によって波の
流れ方が違うんです。月の位置や風の強さによっても波の光り方が違います。
この日の海は穏やかで、月が結構上がっている時に行った時の海の景色です。
なので、手前の波がよく光っていました。
宇佐の海なんですが、昼間は石がごろごろしていて、潮干狩りをするような
遠浅の海なので、満月の夜にこんなに素敵なけしきになるなんて、想像もつかないんです。
なので、お店に飾っている絵を見て、皆さんびっくりされます。
外国の海かと思ったっておっしゃった方もいました。
何年か前までは、私もそう思ったと思います。
意外に身近に素敵な景色があるのかもしれませんね。
2度目の個展で、この絵を湯布院でご覧になった方が、その半年後にわざわざ
長崎から、この絵をお店に見に来てくださって、とても感動しました。
しかも、その一ヶ月後にまた長崎から来てくださった方がいます。
その出来事は、どれだけ勇気づけられたかわかりません。
1回目の個展で気に入っていただいて、2度目の個展にわざわざ姫路から来てくださった
方もいて、本当に嬉しかったし、力をもらいました。
宇佐からも車で一時間かけて、たくさんの方に来ていただいて、本当にありがたかったし
個展をするってことは、いろんな出会いや気づかせていただけることがあって
心からやってよかったと思えるんですよね。
来てくださった皆さん、本当にありがとうございました。