

その前に、このイルカの絵を描いた時のエピソードからお話します。
8年くらい前に、子供も大きくなり、そろそろ自分にできることを探そうと思っていたとき、
友達からトールペイントを習いに行こうと誘われました。カントリーの絵を描きたいという気持ちは
それほどなかったのですが、なんでもやってみようという気持ちになっていた時なので
何度か通いました。その時、アクリル絵の具の特性や、使い方を覚えたことがきっかけで、
絵を描くときに、トールペイント用の絵の具を使うようになりました。
その頃から、好きなイルカの絵を木や石に描いていました。先生には悪いなと思いながら。。
湯布院のギャラリーで2回絵画展をさせていただいたんですが、2回目の個展のための絵を
描いていたときに、直前にイルカの絵を描いてみようと思い、別府のうみたまごという水族館で
撮ってきたイルカの写真を観ながら、杉山清貴さんの曲で一番好きな「THE BIG BLUE」という
曲を聴きながら描いたんです。絵を描くときは、その景色にまつわる思い出の曲を聴きながら
描くと気持ちが入れやすいので、そういう風にしているんですが、この曲が出た頃、
静岡から大分に来たばかりの頃で、落ち込むことが多かったんですが、この曲の
「たわいない夢でもいいさ。ひとつずつ叶えて。」っていう歌詞がすごく私を勇気付けてくれたんです。
イルカという歌詞があるということもあって、この曲を選んだんですが、聴きながら描いている
うちに、こういう個展をさせていただけることに、周りの応援してくれる家族や親戚、友達、お世話にな
っている方々に対して、感謝の気持ちでいっぱいになって、気づけば描いたイルカが笑っていたんです。
なので、このイルカの絵のタイトルは「ありがとう」にしたんです。
長くなってすみません。
個展の時に、イルカのポストカードを作ったんですが、
最近になって、レターセットを作ってみました。
便箋10枚、封筒5枚、シール5枚です。
パソコンの得意な方にソフトを作っていただいて、自分で印刷して手作業で作っているので
たんさんは作れないのですが、がんばって内職してます。
よかったら見てやってください。