この夏、まだ観たことのなかったミュージカル「モーツァルト」を観劇する計画を立てました。偶然ですが、今日帝劇初日のようです。もう長く、何回も上演されてきてたのに、観る機会、ご縁が無かった作品。ジュンスとの関係も深く、一度は物語全体を通して観たいと思っていました。
そんな「モーツァルト」からの一曲「影を逃れて」は、「黄金星」の希望に満ちた印象とは真逆の苦悩に満ちた印象があります。
同じモーツァルトという人物が、自分の才能や未来に勇気と希望を見出そうとする「黄金星」から、自分の運命、自分自身から逃げたいという絶望感を叫ぶ「影を逃れて」まで、どんな道を辿るのか、光と闇の間にあるものを観てみたい、と思っています。
もちろんジュンスの歌声で観たかった想いは否めませんが、いろんな方のモーツァルト、いろんな方の歌を聴いてみるのも興味深い。
そして、紳士的なウンテさんの滑舌と声も、やはり好きだったりもします

いろんな方の「影を逃れて」の動画も集めて聴いてみていますが、そうすることで逆にジュンスの個性、ジュンスならではの輝き、力が見えてくるようでもあります。
モーツァルトを演じながら歌うジュンスは、今より演技経験のないことは明白で、歌の始まり、演技的に心細さを感じる部分があります。けれども歌に入っていくと、全て作り物ではなくなり、音楽と同一化するモーツァルトという天才、カリスマに信憑性を与えてしまうジュンスがいます。ジュンスの歌の真実性にすべての不安や懸念は吹き飛びます!当時もきっとそんな風に、いやその幾層倍も、人々を驚かせ、感動させたのだろうと、思わずにはいられません。
劇場では、そんなジュンスのことも、きっと想ってしまうだろうと思います。劇場という空間では、そんなジュンスにも出会えるような、気がしています

キム・ジュンス
XIA
パク・ウンテ
井上芳雄
山崎育三郎
影を逃れて
내 운명 피하고 싶어(Can't avoid my destiny)
(僕の運命を逃れたい)
ぴりょおぷそ なん と いさん く ぬぐど ぴりょおぷそ
필요없어 난 더 이상 그 누구도 필요없어
必要ない 僕にはこれ以上 その誰も要らない
[誰にも頼らない 白い鬘はもう被らない]
なん と いさん い はやん かぱrど ぴりょおぷそ
난 더 이상 이 하얀 가발도 필요없어
僕は これ以上 この白いかつらも要らない
[見つけよう 本当の人生 それは]
なん ちんぢょんはん いんせん さrり
난 진정한 인생 살리
僕は 真実の人生を 生きる
[ワインの 香りと]
ぷどぅりょうん ぷrぐん いpすr
부드러운 붉은 입술
やわらかく 赤い唇
[赤い唇 夜毎 慰め]
わいん ひゃんぎ ね もむr とびご
와인 향기 내 몸을 덥히고
ワインの香り 僕の身体をあたため
[笑いと涙 溢れる]
なるr ひゃんへ そくさぎょ なん あrご しぽ
나를 향해 속삭여 난 알고 싶어
僕に向かって囁く 僕は知りたい
[僕の生き方 どうすれば]
おっとっけ くりmじゃ いrご おっとっけ うんみょん こぶへ
어떻게 그림자 잃고 어떻게 운명 거부해
どうやって影を失い どうやって運命を拒否して
[自分の影から 逃れられるのか]
おっとっけ ちゃしぬr こぶはご たるん さらm とぅえな
어떻게 자신을 거부하고 다른 사람 되나
どうやって自分を否定して 別人になるのか
[自分の定めを 拒めるのだろうか]
ぬぐえげ むろば すすろ いへ もったん ごん
누구에게 물어봐 스스로 이해 못한 건
誰かに尋ねようか 自分で理解できないことを
[殻を破り 生まれ変われるのか]
おっとっけ くりmじゃ こどねご くちゃゆるr ちゃっげんな
어떻게 그림자 걷어내고 그자유를 찾겠나
どうやって影を振り払い その自由を勝ち取るか
[自分の影から 自由になりたい]
のぬん くぁよん ぬぐいんが
너는 과연 누구인가
君は いったい 誰なのか
[死ぬのは 怖くない]
と いさん なr くそかじ ま
더 이상 날 구속하지 마
これ以上 僕を縛り付けるな
[自由に 生きられたら]
ちゃゆろpけ さr すまん いったみょん ばらr け おpそ
자유롭게 살 수만 있다면 바랄 게 없어
自由に生きることさえ出来るなら 望みはない
[生命のある限り 求め続ける]
なr うrりょっとん きょひゃんごkど
날 울렸던 교향곡도
僕を泣かせた 交響曲も
[たおやかな シンフォニー]
あるmだうん よいんどぅれ
아름다운 여인들의
美しい 女性たちの
[女の肌のように]
さrぎょり ね もむr すちみょん
살결이 내 몸을 스치면
肌が 僕の体を掠めれば
[響きの ヒダに触れて]
もむr っとrご まrじ なん あrご しぽ
몸을 떨고 말지 난 알고 싶어
体は震えるだろう 僕は知りたい
[僕は震える どうすれば]
おっとっけ くりmじゃ いrご おっとっけ もどぅ ぽぎへ
어떻게 그림자 잃고 어떻게 모두 포기해
どうやって影を失い どうやってすべて諦めて
[自分の影から 逃れられるのか]
おっとっけ やんしm ぺばなん ちぇ ちゃぎ ちゃしん こぶへ
어떻게 양심 배반한 채 자기 자신 거부해
どうやって良心を裏切り 自分自身を否定して
[自分の過去から 解き放されたい]
おっとっけ さな ちゃしきれそぶと
어떻게 사나 자신의 길에서부터
どうやって生きようか 自分の道から
[心捨てれば 忘れられるのか]
おっとっけ くりmじゃ こどねご
어떻게 그림자 걷어내고
どうやって 影を振り払い
[自分の影から]
く ちゃゆるr ちゃっけんな
그 자유를 찾겠나
その自由を勝ち取るか
[自由になりたい]
すmまぎぬん とぅりょうm ちんぬるぬん おっげ
숨막히는 두려움 짓누르는 어깨
息が詰まる恐怖 抑えつけられる肩
[不安で一杯 のしかかる重り]
ちrむねぬん ちmむkまん あむど てだぱじ あんぬんぐな
질문에는 침묵만 아무도 대답하지 않는구나
質問には沈黙のみ 誰も答えないんだな
[何を聞いても 答えてはくれないのに]
ぼr す おんぬん ちゃrら く すmまぎぬん すんがん
볼 수 없는 찰나 그 숨막히는 순간
見ることのできない刹那 その息が詰まる瞬間
[どこかで見てる 息がつまりそう]
なr ったらおぬん くりmじゃ
날 따라오는 그림자
僕についてくる影
[いつかアイツに]
おんじぇんが なr ちゅぎご まr こや
언젠가 날 죽이고 말 거야
いつか 僕を殺してしまうだろう
[殺されてしまうだろう]
おっとっけ くりmじゃ いrご おっとっけ うんみょん こぶへ
어떻게 그림자 잃고 어떻게 운명 거부해
どうやって影を消して どうやって運命を拒否し
[自分の影から 逃れられるのか]
おっとっけ ちゃしぬr こぶはご たるん さらm とぅえな
어떻게 자신을 거부하고 다른 사람 되나
どうやって自分自身を否定し 別人になるのか
[自分の定めを 拒められるのだろうか]
ぬぐえげ むろばぁ すすろ いへ もったん ごん
누구에게 물어봐 스스로 이해 못한 건
誰かに尋ねようか 自分で理解できないこと
[殻を破り 生まれ変われるのか]
おっとっけ くりmじゃ こどねご
어떻게 그림자 걷어내고
どうやって 影を振り払い
[自分の影から]
く ちゃゆるr ちゃっげんな
그 자유를 찾겠나
その自由を探すか
[自由になりたい]
(Chorus)
おっとっけ くりmじゃ いrご おっとっけ うんみょん こぶへ
어떻게 그림자 잃고 어떻게 운명 거부해
どうやって影を失い どうやって運命を拒否して
[自分の影から 逃れられるのか]
おっとっけ ちゃしぬr こぶはご たるん さらm とぅえな
어떻게 자신을 거부하고 다른 사람 되나
どうやって自分を否定して 別人になるのか
[自分の定めを 拒めるのだろうか]
ぬぐえげ むろば すすろ いへ もったん ごん
누구에게 물어봐 스스로 이해 못한 건
誰かに尋ねようか 自分で理解できないこと
[殻を破り 生まれ変われるのか]
おっとっけ さな ちゃしきれそぶと
어떻게 사나 자신의 길에서부터
どうやって生きようか 自分の道から
[心捨てれば 忘れられるのか]
く ちょね うんみょん ぱだどぅr りrっか
그 전에 운명 받아들일까
その前に 運命を受け入れようか
[運命に 従う他ないのか]
くろっけ もって なん はr す おぷそ
그렇게 못 해 난 할 수 없어
こんな風には出来なくて 僕には出来なくて
[絶対に 無理なのか]
な いじぇ ね うんみょん ぴはご しぽ
나 이제 내 운명 피하고 싶어
僕は 今 自分の運命を逃れたい
[影から 自由になりたい]