あの薄く透き通る羽で、時に2,000㎞以上もの渡りをする蝶、アサギマダラ。
自身の目指す地に向かってひたすらに翔ぶ姿に、僕は心を掴まれるのかもしれない。

まあ蝶はそんなことは考えていないのでしょうが…(笑)。


アサギマダラの自然形。
連れ歩き用のオプション3種(指環、タックピン、ヘアピン)と共に、優月館に放蝶します。



正直に申し上げれば、4枚の羽を個別に作って組み立てている作品なため、やはりアクセサリーとしての強度は高くはないのです。
こちらはあくまでもオブジェ(=壊れ物)という認識の上、連れ歩きはお客様のご任意で、という注釈を入れさせていただきました。

2度ほど耐久テストに外出してみて、大人の自分が着けて日常動作をする分には問題はなかったですが、上から負荷をかけたらひとたまりもないのは見て明らかです。

強力磁石とはいえ磁石でくっついているので、力いっぱい振り回せば(←走るときに着けている手を振ったりとか?)はずれて飛んでいってしまうかもしれません。

つまり、普通のアクセサリーのように忘れて着けていられる…という感じにはならないと思います m(_ _)m

ですので販売はあくまでもオブジェとしての目的のみ。
お連れ歩きをしてくださるときは、本物の蝶がとまっているように、いつもそっと気にかけながらお過ごしいただけると幸いです。


フレームから飛び出しているから、実物はもっと立体的で、不思議な感じなんですよ。
完成した子を初めてフレームにとめた瞬間、自分でドキドキしました(笑)。



リュウキュウアサギマダラの自然形も同時放蝶♪

リュウキュウアサギマダラって冬を越すとき、仲間で1本の木に集まって、みんなで羽を寄せ合って春を待つんです。
そのとき仲間が近くを通ると、先に木にとまっている蝶が羽をぱたぱたと開閉して

「ここだよー。ここにいるよー」

って合図して呼ぶそうなんです。

アサギマダラが『目標に向かって翔ぶ蝶』ならば、
リュウキュウアサギマダラの蝶言葉は『仲間』。

(蝶言葉…コイツ(T▽T)が勝手に作っただけw)

こちらもまた、僕の大好きな蝶。



1年半前、思い付きでの「レジン始めました」から、まるで「見て見てー、これぼく作ったんだよー!」って言うかのような、子供のような心境で皆さんに作品を見ていただいてきての、今ここ。
実在の蝶をテーマに、やっと自分だけのオリジナリティを少し出せるようになってきたかな?って思います。

たくさん応援してくださって、
たくさん羽を翔ばさせてくださって、
そうしてたくさんの自信をくださって、
ここまで来させてくださって、

本当にありがとう。

いる間にここまで見てもらえてよかった!


あとひとつ、ここに、皆さんに置いていきたい蝶があるんです。

間に合うかなー。



minne《優月館》入り口→


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