4枚羽、3作目。
アカボシゴマダラ完成しました。
碧、青、と来ての、深紅。
(アカボシも地色には薄く青が入っています)
これで
・アサギマダラ
・リュウキュウアサギマダラ
・アカボシゴマダラ
が出来たので、ひとまずこの3種を
《命を奪わない標本》
として、優月館で販売します。
ここまで羽を作ってきた中で何度となく言っていただいてきたのが、本当に有り難いことに、
「もっと値段を上げていいと思うよ」
ということでした。
それと同時に、必ずといっていいほどセットなのが
「同じものに3千円と1万円の値を付けると、1万円のほうがよく売れるんだよ」
…(笑)。
そうだね、本当はそういう戦略、マーケティング、大事。
販売という形を取らせていただくようになって、自分でも少しずつ見えてくるものはありました。
その中で確かに僕の羽は、技術と手間に対して安価すぎたなあ…と思わなくはありません。
で、もうずっとずっと考えているんですけど、やっぱり結論、
羽はこのままの値段で行こう
と。
初心に還れば、羽は昆虫好きな子供にも買ってもらえたらいいなって気持ちで価格を決めたんです。
それがたまたまアクセサリーとしてのニーズがあったからと、これ幸いと値上げするのって、なんとなく自分っぽくない気がする(笑)。
だから羽は現状を維持。
4枚羽から、自分で思う『技術と手間に見合った価格』を付けてあげたいと思っています。
《優月館》販売ページより
オリジナルのシルクスクリーンにレジンを薄く何層にも重ねて色づけし、15段階の研磨を経て作る羽。
1枚ずつ丁寧に作った羽を4枚合わせて、1頭の蝶が生まれました。
いつでも自由にふれられるよう、標本箱には閉じ込めませんでした。
マグネットがついているので、お好きなところで羽を休めさせてやってください。
※標本ラベルにはシリアルナンバーをお入れいたします。
※フレームの台紙を裏返していただくことで、横置き、縦置き、お好みでどちらにもお使いいただけます。
蝶の美しさにふれていたい。
だけど命は奪わずに。
人にも蝶にも優しい作品づくりを…。