日本の国土は7割が森林です
木の種類や生息している動物の種類など、世界に類をみない森でもあります。
私は今回、「農商工連携人材育成」という研修に参加し、
林業に特化した、最先端森林ビジネスを学び、
持続可能な社会づくりに貢献する社会起業家を育成する実践型研修に
参加させて頂くことになりました
建築業に携わる中で、
私自身、国産材の流通量の少なさをなんとかして、もっともっと増やしたいと思っていました。
それは、外国材を多く輸入する背景に貴重な自然破壊や動物を殺してしまっていること。
その事を以前知った時には、愕然としました。
また日本の森が手入れをされずに放置さることで、同様に森が壊れ、
小動物も住まない死んだ森になってしまうからです
「蜘蛛も住まない森にしたくはない・・・。」
これは今回実施研修でお邪魔した岐阜県の加子母森林組合の
内木組長のお言葉です。
内木さんはなんとかして、日本の森を守っていこうと活動をされ
今までの枠に囚われず活動をされていらっしゃいます。
内木さんからのお話しをお伺いしていると、
本当に20年、30年のサイクルで物事を考え、
自然に対する敬愛の念、崇高な思いに 、 、 頭が下がります。
先代から受け継いできたものを大事に、子供を育てるように森を育てる
今の効率性や生産性重視の社会とは違う、とても深い深い、大きな生命の営みです
実際に林業の森の現場に入らせて頂く経験は本当に貴重で、
そこで働く方の姿はものすごく活き活きとされ、素敵でかっこいい姿でした。
“生きている仕事”です
加子母の森は、
伊勢神宮や明治神宮、姫路城でも使われ、ご神木として守られてきた森です。
丁度今、COP10が名古屋で開催されていますが、
その各国の名前を記載したプレートはこの加子母の桧なんです
この貴重な経験、
それを活かし活動をし、少しでも日本の森を守ることに繋がっていくよう頑張ります
まずは、楽しく皆さんに知って頂くこと、
小さな具体的なことから、続けていこうと決意致しました