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関ヶ原〈上〉 (新潮文庫)
810円
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事の発端は半年前ほどに読んだ『関ケ原』司馬遼太郎。
戦までの人間模様が面白く、戦になるとすぐに決着がついてしまった関ケ原。
徳川側についた豊臣家臣にいら立ちを覚えたり、石田三成の不器用な姿にもやもやしたり、島左近の名将っぷりに惚れ込んだりした印象が強い本作品。
自分のアパートからは3時間も電車に乗れば関ケ原駅に着くのか―と知ってはいたけど、どうも動き出せずにいた。
それがつい先週に「来週に平日休みあるなー、本ばかり読んでないでどこか出かけたい!」と一念発起し、行ってきましたソロ関ケ原!!
朝は5時起きで6時発の電車に乗り込む。到着までは3時間。
電車の中の3時間は岐阜に行くこともあって岐阜のバンドcinema staffを聴きながら、森博嗣『フォグハイダ』を読む。あっという間だった。
出発はJR関ケ原駅前の観光会館から。ここで行軍コース散策のパンフレットをゲット。
http://www.kanko-sekigahara.jp/jp/course/course03.html
このURLのコースに決めたのだが16km歩行にビビっている自分がいた。
とはいえ、一度決めたことはやり切ろうと元気に出発した。
行く順序だったり、その目的地の写真は撮ったもののいちいち挙げていたらきりがないので上記URLを参考にしてほしい。
なので本ブログでは行軍をしていく中で印象深かったことを列挙しようと思う。
①関ケ原町の雰囲気
普通の家に家紋の旗があったり、電柱に豆知識が書いてあったりとただ歩いているだけでもすごく楽しめる。
町を挙げて関ケ原の戦いを持ち上げていたことがいいなあと思った。
関ケ原町に生まれたら年を取ってから絶対に誇りに思うはず。
②行軍コースの自然が豊か
写真にもある通り竹林の中を歩いたり、標高300m片道50分の松尾山を登ったり(一番大きいのは松尾山だったけど、他に2回くらいはプチ登山がある)、広大な関ケ原平野を歩いたりする。
とても空気が気持ちよく、秋だと暑くないので気候的にも最高。(ただ松尾山登山は汗だくになりました 笑)
普段自然の中を歩くことはそんなにないからこそとても気持ちのいいものでした。
③小説で読んだ名将達に想いを馳せる。
不器用ながらも最後の最後まで豊臣に忠誠を示した石田三成。
無謀だとは知りながらも義を貫き、武士道を示した大谷吉継。
裏切りの小早川秀秋。(名将ではないが)
これら関ケ原に関係する武将の観光スポットを歩き、その場所で風や空気のにおいを感じると各武将がどんな思いだったか理解できたような気がする。特に自分は大谷が好きだったので森の中に潜むお墓とかを眺めると感傷的になってしまった。
こんな感じでハイライト的に紹介となった関ケ原行軍ソロツアーだが、小説を読んだ人は絶対に行ってほしい。
終盤の松尾山では汗だく、息切れ、膝の痛みに疲弊するが、登り切った後に見える景色に思わず「きもちいいなあ・・・」って呟いてしまう。
小説「関ケ原」の理解を深めることもさながら、自然散策も面白い超充実の休みとなった。
最後に松尾山の頂上の地図にあった写真でちょっと気分がよくなってしまったので提示しようと思う。








