![]() | 「やりがいのある仕事」という幻想 (朝日新書) Amazon |
ふむふむと納得しながら読んだ。
生き方の考え方は森博嗣と自分は似ているかもしれない。自分が楽しいというものに没頭すれば良いし、その中で仕事は手段にもなり得る(自分にとって、仕事は趣味のためのお金を稼ぐ手段だ)。
この本を読んで森博嗣という作者の本がなんでこんなにしっくり来るかがわかった。他人に正直に素直に物事を伝えるからだ。飾らず俯瞰して物事を語るので信用に足るのだと思う。
エッセイだから気になる言葉は沢山あって、以下に示す。(コメント付きで)
仕事というのは、今どんな服を着ているのか、というのと同じくらい、人間の本質ではない。(p16)
→自慢できる職種かどうかって他人の目を意識し過ぎた自分じゃなきゃ生まれない考えだよね。
女性が男性と対等になるためには就職をして社会に出なければならない、という出張は、ちょっとずれていると感じる。(p38)
→個々人の役割を全うすればよくて、その中で社会に出るという選択肢があればそれでいい。
そして、どんな仕事に就いても、社会はこれからどうなっていくのか、という意識を持っていることがとても大切だ。望遠鏡を向けるべきは、その方向である。未来のことを見ない人は、けっして成功しない。(p129)
→自分に欠けている意識だなぁと思った。
個人的な悩みの解決のキイになるのは、一般論、客観論、そして抽象論である。何故なら、具体的なことは、本人がもう充分に考え尽くしているからだ。(p140)
→自分も悩んだ時は客観的に考えてみようと思った。
失業率というのは、国が豊かになって、失業をしても食べていけるから、高くなるという側面がある数字だ。(p154)
→こういう考えが素晴らしいよね、森博嗣は。
僕は貧乏なときも金持ちになったあとも、収入の一割を自分の趣味に使ってきた。(p200)
→こういう決め事素敵だと思う。真似したい。
