『ミャンマー ヤンゴンにて』
『ニーチェ ミャンマーにて幸せの丸い虹』
(2007 Sep17th from Mixi)
今日、日本に帰ってきた。
久しぶりの東京は素晴らしい晴天で、相変わらずの夏の暑さには変わりはなかったけど、それでも、確実に青空が高く、そして秋の雲に変わっていた。
おとといまで、ラピュタにでてくるような、見事な入道雲がもくもくと青空に浮かぶ、ミャンマーにいた。
沢山の面白い人との出会い。
沢山の今まで見たこともない景色。
そして、心地よい時がゆっくりと流れていく、そんな空間に身をおいた10日間。
世界三大仏教遺跡のひとつ、パガン。
2500以上のバゴダ(仏塔)がブッシュに点在する。
そこで4、5日も過ごした!本当はインレー湖にも足を伸ばしたかったけど、雨季のため断念。
そのかわり、パガンは毎日ものすごく晴れてた!
無数にあるパゴダのひとつ、アーロートピュエ寺院。
ここは、ガイドブックにはのってないけど、地元の人には大人気の場所。事前にミャンマー経験者の友達に聞いておいた。 そこには、願い事をひとつ 叶えてくれる、黄金に輝くワンウィッシュブッダがある。心づけを寄付したあと、4cm四方くらいの金箔をもらい、ワンウィッシュブッダにはりつける。そし て願い事をひとつした。
そして外に出た、
そこには、みたこともない虹が!!
入道雲、澄み切った青空、そしてまぶしい太陽。
その太陽のまわりにかかる虹!!!
それがただの虹じゃない!!太陽のまわりにかかる、大きな大きなまん丸の虹!!
生まれて初めてみた!!
一緒にいた、ミャンマー人の19歳の男の子、そして、宿に帰ってから、話をしてみた24歳の女の子も初めて見たらしい。
その日、1日、馬車で回ったのだが、その馬車のおじさん(48歳)は、去年は見れなかったけど、数年に1度くらいかかる、幸運の虹、ニーチェと呼ばれる虹だよって教えてくれた。
そんな虹を、ワンウィッシュブッダに願いをかけて、外にでて、バゴダの頂上にあがったときに、みれたなんて、なんて幸運なんだろう!!
夜は、詩人な旅人Fさんと、ふたりで、ニャンウー村の宿の近くのミャンマー料理やさんで、宮沢賢治の銀河鉄道の夜について語りあいながら、満天の☆の元で、最高のミャンマービールを飲む。
彼がビールを飲みながら語った宮沢賢治の言葉が印象的だった。
”もうけつしてさびしくはない
なんべんさびしくないと云つたとこで
またさびしくなるのはきまつてゐる
けれどもここはこれでいいのだ
すべてさびしさと悲傷とを焚いて
ひとはとうめいな軌道をすすむ
宮沢賢治”
ヤンゴン、パガン、沢山の出会いがあった。
脱サラをして、今はヤンゴンでミャンマー料理屋を経営してるMさん。60歳なのに、35才の綺麗なミャンマー人の奥さん。ビールおごってくれてありがとうございます。
5年も世界を旅してるおじさん。
ニートで、ひきこもりな男の子。両親に心配され、海外でも行って来い!といわれヤンゴンにきたものの、今度はゲストハウスに10日もどこにもいかず、ひきこもってる。
俺より年下なのに、大阪で古式マッサージを経営してる、やりての男の子。
中国に住んで一年半、今は中国で新しいビジネスを模索している、男の子。
わずか4日の休みなのに、ミャンマーまできちゃったパワフルな女の子。
そのほか、俺と同じく10日ほどの休みをとって、旅をしている、多くのサラリーマンバックパッカーたち。SE、東京メトロ、臨床心理士、市役所、みんな様々な職業なのがおかしかったね。
もちろん、現地の27歳の23年にぶりに来月両親に合う、僧侶の彼、宿の人たちや現地の人々との数多くの暖かいふれあいも。
旅。
人生のなかで、ほんのつかの間、旅人は交差点のような場所で交じり合い、笑い、語らい、そして、またみんな日常の世界に戻っていくんだ。
そして、その人生のほんのつかの間の非現実を味わいたいがために、人生のおおくの日常を過ごしているんだ。
明日は誕生日。素敵な1年になりますように。