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昨日3月15日からいよいよ在京ラジオ7曲+関西ラジオ6局によるサイマルキャスト放送サービスが開始されました。こちら

正直、やっと実現されたかという感想です。関係者の方々は恐らく技術的な問題よりも、権利関係の調整に腐心されたことでしょう。

ラジオのインターネット配信は世界的に観ればインターネット初期の頃からあるサービスでそんなにめずらしいことではありません。しかしながら、日本では地域別の放送免許というやつが邪魔をして空間的な隔たりを無効にしてしまうインターネットによる同時配信は実現できていませんでした。技術の問題というより既得権益をもった様々な利害関係者がいたため埒が明かなかったということでしょう。一時期ニッポン放送が意欲的に取り組んでいた時期もありましたが、いつの間にか消滅。なかなか国内では普及しませんでした。

もちろん今回もIPサイマルキャストということでリモートホストのIPアドレスからアクセスしてくる端末の地域を判別し、大阪の放送は関東から聴けない様に制御されています。建前上は地域別の放送免許をまもってますよということですね。

ITの世界には実は似たようなことが結構残っているんです。

インターネットというのは、空間とか時間とかそれまで物理的に離れている為に不可能だったものを可能にするインフラです。それまでも専用線や公衆パケット網を使ったオンライン通信というのはあったのですが、非常にコストが掛かり大企業や国といった大組織にしかオンラインの通信ネットワークというのを使うことが出来なかった。それが、インターネットが普及したことによりまるで世界中を瞬時に移動できるハイウェイがはりめぐらされたような社会が到来しました。

一見とても便利なことなのですが、人々が距離的に離れていることで存在意義を有していた仲介業が淘汰されるという副作用も当然起きます。身近なところでは音楽業界も大きく様変わりしました。昔は小さな町にも必ずレコード屋さんとかCDショップがあったのに今はすっかりみかけなくなりましたね。配信や通販がすっかり主流になり、お店でCDやDVDを買うのは都市の大規模店ぐらいになっています。小さな本屋さんも最近はすっかり減りました。確かにamazonで買うことが増えましたしね。

消費者にとってはこうした淘汰は特に気にならないかもしれませんが、これまでそれで商売をしていた人たちにとっては死活問題です。日本の社会というのはとても優しい社会で、こうした環境の変化による自然淘汰を許さない社会構造が依然として残っています。

そういうこともあって日本のIT化というのは他の先進諸国に比べると遅れがちになる傾向があるんです。既存の権利所有者の権益を損なわないこと!というのは日本でのITプロジェクトでは重要な要件とされることが多々ある。

そんな状況だったのですが、ラジオ関係者もいまのままではじり貧になるという危機感もあったのでしょうね。ようやくサイマルキャスト配信が実現したのは喜ばしいことです。後は、地域別の制約を是非はずして欲しい。私も関西のラジオ局は聴いてみたい。阪神ファンの自分にとっては、多分東京のラジオ局より聴く機会が多くなるような気がします(^_^;)

若かりし昔、東京郊外の実家に住んでいた頃はMBSのアイドル番組をBCLラジオでよく聴いていました。小中学生の頃にBCLをやっていたこともあって遠距離受信はそれほど難しいことではなかったです。ノイズ減も少なく、一戸建ての家屋だったこともありそれほど受信環境は悪くなかった。
でも今住んでいる都心の鉄筋コンクリートマンションだとラジオはほとんどNGです。辺りもマンションやビルに囲まれていることもあり、直接波が部屋の中ではほとんど聞こえない。東京キー局でさえノイズだらけ。ラジオを聴きたい時はベランダにでたり、わざわざ車で近場をドライブということもありました(^_^;)

今夜は久しぶりに深夜放送を聴いてみましたが、AMキー局はノイズも無くかなり快適な音質です。FMはやや物足りないかな。FM放送だけでも、もう少しビットレートをあげてもいいような気がします。HE-AAC 48kbpsはさすがに音楽にはつらいですね。野球の実況やらトーク・ニュースには十分ですが。

ラジオというメディアはTVに比べるとリスナー数が限定される分、マスメディアにはのる程ではないが一定数の需要があるジャンルを扱うのに向いています。地域別に分割してしまうとリスナー数が微々たるジャンルの番組内容でも全国あるいは全世界を相手にすればそれなりのリスナー数を集める可能性を秘めたメディアです。今の日本のコミュニケーション空間はとにかくたくさんの人間を相手にしなければならないTV・新聞といった大手マスコミと個人が主体のブログやらSNSやらツイッター等々両極端。その中間に大手ラジオ局が存在意義を見出してくれると面白そう。

地域別の制限を外して日本全国からリスナーがアクセスできるようになった時にもしかしたら面白い事態が起きるかもしれません。せっかくのインターネットを使った配信です。「実況」という楽しい行為を某巨大掲示板に独占させる手は無いですよね。放送局側が実況掲示板みたいなものを開設して、出演しているアナやタレントと一緒に進行するのも面白いでしょう。既にニコニコ動画なんかではそういったことを始めている。いろんな可能性を秘めたサイマルキャスト放送開始。これからも行方を見守りたいですね。









つづきの後編です。

伊勢神宮の参拝を終えた筆者はおかげ横丁にくりだした。おかげ横丁といえばやっぱり食べ歩き。様々な名物店が軒を連ねる。私はあまり甘いものが好きでないので、どうしても酒の肴っぽいものが中心になる。最初に野村克也・サッチー夫妻がテレ東「いい旅夢気分」で食べてた伊勢エビコロッケが眼に入る。食べようかと思ったが番組中でもノムさんがあまり美味しそうな顔をしていなかったのと、すぐ側の店で売ってたサザエの串焼の匂いの誘惑に負けてそちらに。値段は300円でリーズナブル。野球場やサーキットで売っている串焼きとは違って柔らかい。味も臭みが無くてそこそこ美味しかった。

サザエの串焼きを食べながらトコトコ歩いているとこんな看板が。

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TGC2010も一昨日あったことだし、長谷川潤が推奨するなら食べてみるかと立ち寄る。

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串とんはこぶりだが美味しかった。一本が小さいので数本食べないと物足りないかも。これはビールが飲みたくなる。もちろん自動車での旅なので自重。肉まんはまあそこそこ美味しいかなという感じ。

こんな感じで食べ歩きしつつ、カメラ片手に趣のある建物を見つけると撮影したりときままに過ごす。

おかげ横丁を出たのは12:30頃だろうか。そのまますぐ近くにある伊勢志摩スカイラインの入り口へ。
料金1220円を払いいざ突入。このスカイラインは二度目だが、今回も満足の行く素晴らしい景観。いわゆるプレシャスロードというやつですね。昼過ぎということでやや霞がかかるが、天気も良く冷たい空気ということもあって展望台からの視界も良好だった

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頂上付近にある朝熊展望台は風も強く冷え込むが景色は抜群。丁度、帰路にあたる鳥羽から渥美半島の突端である伊良湖岬が見える。そう休日であれば高速1000円割引もあり、伊勢湾沿いを高速使ってぐるっと陸続きで帰る方法もありえたが、今回は伊勢湾フェリーを使ってショートカットすることにした。



鳥羽のフェリー乗り場についたのが14:40頃。車を所定のレーンに停めて二階のチケット売り場へ。売り場で買ってみて驚く6500円。たしか四年前に一度乗ったがその時は高速代が高いこともありそんなに高い感じはしなかったが、今はどこまで乗っても1000円の感覚があるので6500円は高!と最初に思ってしまった(^_^;) 14:55に車の乗船開始。順番にフェリーに乗り込む。出航は15:10。

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乗船時間は約55分。船内はそこそこ混雑していて賑やかな団体客も多い。風が強いこともあり港をでて外洋近くになると船が波に大きく揺れる。携帯でメールやらアメーバなう更新してたら船酔いしてしまった(><;)あまり乗り物酔いするタイプではないんだが、やっぱり携帯で細かい字見つめてると酔うんですね(T_T)

船は定刻通り16:05に伊良湖到着。そこから渥美半島をR42をひたすら北上して浜松をめざすのだが、この渥美半島がまた良い景観だらけの道である。5年前伊勢神宮に来たときには浜松から午前中にこの道を通ったのだが。フェリーの時間に間に合うように急いでいたのでじっくりと景観を楽しむことができなかった。それで今回は展望スポットに寄り道しながらのんびりドライブとする。

まずは、伊良湖ビューホテルを正面にみながら左に恋路ヶ浜。これは運転しているので写真は撮れなかったがすばらしいビューポイント。駐車エリアが無いだけで車内からの景観が素晴らしい道(プレシャスロード)というのは結構ある。車載カメラでも設置してみようカナと思う今日この頃。

今回は恋路ヶ浜を抜けて石門をちょっと通り過ぎた後にある砂浜に車を止めた。

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かなり広い砂浜だが人影はほとんどない。わずかに地元の高校生らしき女性が二人海をみながら語り合っていた。なんか漫画チックな光景。

時間もあまりないので手短に写真をとって出発。しばらく進むとこんどは菜の花が目につくようになる。これは良いなぁと思っていたら、菜の花が一面に植えられた観光スポットが。駐車場もちゃんとあり、団体観光客も来ている。車を止めてしばし菜の花畑を堪能。
菜の花といえば司馬遼太郎が大好きだった花だ。淡路島の菜の花の景観は見事だということだが、ここ渥美半島の突端近辺でも菜の花を観光名物としてアピールしているらしい。


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ここでも写真撮っていたらいつの間にか午後5時のチャイムが役場のスピーカーらしきものから聞こえてくる。ヤバイもうこんな時間\(゜□゜)/

急いで出発するが、昼飯を軽くすませたこともあり空腹が襲ってきた。どこかで食事したいが、当然道中にお店らしきものはほとんど無い。駆け込んだのは道の駅「あかばねロコステーション」。小さな漁港にある道の駅だった。既に道の駅の設備は閉まっていて、併設しているレストランだけが営業していた。そこで海鮮しらす丼を食べる。客は自分以外は地元の漁師さん数名だけだった。綺麗なお店で若い店員さんのサービスも良い。

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食べ終えて外に出ると丁度日が暮れる17:50頃。小さな漁港に人影は少なく静かな夕暮れだった。

さてあとは、東京までひたすら帰るだけだが、一般道それもこういう田舎道は結構のんびりなのでなかなか進まない。時間ばかりが過ぎてストレスを感じ始める。18:00頃ようやく浜名バイパスへ入りR1に入る。最初は沼津あたりまでR1で帰ろうかと思ったが、すっかりこのぐらいの時間になると早く帰りたいという気持ちが強くなる。結局19:00頃浜松ICから東名に入る。自宅到着は21:50頃だった。

全走行距離約900km。さすがに疲れたが、名古屋の夜の楽しさや、雨の鈴鹿の思い出、そして最終日の伊勢→鳥羽→渥美半島ドライブとそれぞれ楽しかった。サーキットへの遠征だと直行、直帰が多かったので久しぶりの観光込みの長距離ドライブ遠征を楽しんだ三日間だった。

おしまい
日曜日鈴鹿サーキットを引き上げて、近鉄白子駅まで友人を送るとそこからR23で松坂まで向かう。日曜の夜は、松坂駅前のエースイン松坂に宿泊した。

松坂近辺に宿泊するのはこれが二度目。前回は駅からかなり離れた地元チェーン系のビジネスホテルだったが、高校生2人と友人含めた男四人のグループだったので松坂牛の焼肉を食べに食べた(^_^;)
確か大雨で短縮レースになった2005年のSuperGT最終戦の前日だったと思う。その頃はまだ私も友人もカメラに興味が無い時代で車目当ての観客だった。あの時も冷たい雨が強く降って、かなりしんどい思いをしたことを覚えている。五年前に比べても駅周辺は閑散としている様子で、駅周辺よりも国道沿いのロードサイド商業施設にますます賑わいが移っている印象を受けた。

今回は駅から歩いて五分もかからないホテルで朝食付きで4190円。かなりリーズナブルでサービスも良かった。鈴鹿の前泊にはちょっと遠いけど、後泊で複数人で松坂牛目当てに泊るには良いかもしれない。その夜は歩いていける距離のお店で独り飲み。結構料理が美味しい店で松坂牛の牛刺も堪能。

酒と料理があまりにもよかったので少々散財。ホテルに戻ったのが20時ごろ。龍馬伝を観ている内にいつの間にか寝ていた気がついたら24:30頃。あわてて風呂に入りブログを更新してまた寝る。

翌朝は前日と打って変わってさわやかな晴れ。とはいへ風が冷たく冬の晴れ日といった感じだ。朝9時に松坂を出発。道も空いており伊勢には40分ぐらいで着いた。

お約束どおりまずは伊勢神宮外宮から参拝。駐車場も外宮は比較的空いておりNTTの裏の無料駐車場に停める事が出来た。しかし、現地はかなりの冷え込み。あわてて重ね着をする。

外宮を参拝した後は内宮へ。こちらは驚くほどの混雑。平日それも月曜日なのになんで?とおもったのだがとにかく混雑しており駐車場は満杯。おかげ横丁の外れまで戻り無料駐車場に停める。

さすが日本一の社格を誇る伊勢神宮内宮である。平日でこんなに混んでいる神社仏閣いや観光地は見たことない。

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天気が良いこともあり非常に爽快で気持ちが清涼としてくる。何度来てもこの清涼感は素晴らしい。古来から日本人が神が宿る場所として信仰してきた理由も此処に来ると良くわかる。近隣の山々の自然そして五十鈴川の流れ。自然が作り出したこの絶妙な空間への敬意こそが日本人の素朴な宗教観なんだと。

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五十鈴川で手を洗い清めて、いよいよ正宮へ。

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外宮も内宮も正宮の中は写真撮影が禁止である。なので石段の下から撮らせていただいた。中に入って参拝してみると理由がなんとなく判る。他の有名な神社仏閣に比べると非常に参拝スペースは狭い。そこでは様々な参拝者がそれぞれに心の中でコミュニケーションしている場所だ。あの場所でパシャパシャと写真を撮っていたらそれは確かにウザイなぁと感じることだろう。

カメコになってみて判ったがカメラを向けて写真・動画を撮るというのはある意味「独善的」な行為だ。自分の欲望を満たす権利を優先してその場の空気を乱す行為と言い換えてもいいだろう。

自分が撮っている時は夢中でそれに気付かないが、他の人間が撮っている時に傍に居ると良くわかる。カメコ同士が妙にギスギスしているのは本質的に自分以外の人間が写真を撮っているのがどこかで不快だからなんだろうと最近ようやく気付いた。俺(達)は良いカメコで、そうでないやつらは悪いカメコであると自己正当化しようとする人たちが良く居るけど、相手にとってもそれは同じこと。

写真を撮る為の撮影会やら何やらですらそう感じるんだから、多くの人が撮影目的で訪れている訳ではないこういった場所では余計に空気を乱すだろう。ちなみに「自分はカメコじゃない。携帯やコンデジで撮影する一般人なのだ」と言い訳する人がいるが、不快かどうかは機材の問題じゃない。写真や動画を撮るという行為は本質的に場の空気を乱す行為なのだ。そのことを自覚した上でケースバイケースで写真を撮るしかない。

こんなことをわざわざ書いたのは、この日の参拝者の中にも何人かルール無視で警備員に注意されているカメラマンがいたこと。中にはLレンズ装備でせっかく伊勢神宮来たんだからと意気込んでいる様だったのだがかなりきつく怒られてた人も居た。そういや最近は鉄道関係でもトラブル起きたようだし、カメラをもつと人間性が変わるなんてことは良くある事なので、決して他人事ではなく自戒としたいですな。

さて正宮での参拝を済ませて5年前に買ったお札をお納めして新しいお守りとお札を購入。その後は境内を出て、おかげ横丁に繰り出しました。

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つづく