スキーマ (schema)


  • 存在論の中の一分野において、この世界における存在についての問いと答えのリスト。
  • カントの哲学における一概念。
  • 心理学や認知発達の理論において、スキーマとは心理的な描写(心象、概念)のこと。

  • このスキーマには、人それぞれに個性があります。

    それは、経験や情報から得た知識には人によって差があるためです。

    そして、スキーマが形成される際に強い感情を伴った場合、

    その感情もいっしょに覚え込まれることも関係しているのです。

    たとえば、自転車の乗り方を覚える際に、

    「運転って怖い」という極端に強い感情も覚え込まれたとしたらどうなるでしょう? 

    自転車のみならず、さまざまな乗り物の運転に対しても、恐怖の感情を抱くようになるでしょう。

    逆のパターンもあります。

    運転を覚えるときに、「気持ちよい」という気持ちを強く感じたとしたらどうでしょう?

     運転=気持ちよい、という認識が出来上がるのではないでしょうか。

    このように、スキーマが形成されるときには、

    そのときに抱いた強い感情もいっしょに認識されます。

    しかし、このとき湧き上がる感情は、状況や環境によっても異なり、

    またその人のもつ性格によっても異なります

    したがって、ある出来事に直面したときに浮かぶ感情にも、人それぞれに違いができるのです。