振り返ってみると

私の人生の捨て石となっていった人たちが

たくさんいます。

 

最初から捨て石として

利用するほどの才能は私にはないですよ。

でも、何らかの事情で

ご縁の切れてしまった人たちの繋いでくれた物事が

私にとって現在、とても大切な物事となっていることが

あるのです。

 

 

つまり結果的に捨て石となってくれた人たちが

いるのです。

 

逆を考えてみると

これまた結構あります。

 

例えば、

昔、私が始めたある小さな物事ですが

残念なことに発展させることができぬまま

すっかりとご縁がなくなってしまいました。

 

そしてもうとっくに世の中から抹消されているだろうと

思っていました。

しかし何年も経過しているにもかかわらず

別の方の手によってしっかりと

活かされてたことを知りました。

 

今更繋がる気もないですが、

まんざらでもない気分でした。

 

誰かが捨て石となる時は

人間関係は相当ゴタゴタします。

捨てる方も捨てられる方も

かなりのストレスです。

 

でも、時が流れて、

それでも何かが形となって世の中に残る時

その時のゴタゴタはとても小さなことに思えます。

 

捨て石になるのも案外悪くないですね。