カサンドラにならぬよう連携 | blue_coppeの這い上がり日記

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登場人物

ASD疑いの夫、宇宙人(こどもの緊急事態も気分で放置)
ADHDの小4不登校長男
負けず嫌いこども園二号年長次男
口を開けば悪口の父
レビー小体認知症の母(要介護3)

障害者通所施設週5パートのわたし

発達障害疑いの彼女と、
分担して仕事をする機会があった。

それぞれとりあえずは決まった
利用者さんにつく。
利用者さんの様子により、
協力しながら全体の流れを進めていく。

のだが。

彼女が持ち場を離れたときに
たまたま私の手が空いたので
すっと入って続きの仕事をしていると
戻ってきた彼女は、
すみませんでもありがとうでもなく
私から道具を無言で奪い取った。

まあびっくり。

その前に、一言もっとうまく行くように
アドバイスしたが、あからさまに
聞こえない振り。

あー、私のこと馬鹿にしてるな?
まあいいけど(笑)
私は結構自虐に走るお調子者なので
恐らく彼女の理解の中では
私の言葉を真に受けての
仕事の出来ない駄目な人なのかも。

あのー、すみませんが、
あなたがとっても取りたい資格を持った
パート、私だけなんですが。
もう、試験まで三ヶ月切ったよね。
きっと次は受かると話していたが
本当に受かるのか?

とてもとても施設の役割等々
理解しているようには
お見受けできないのだが…。

宇宙人旦那と同様アスペ様だと思う
けれども運転免許の試験の一発合格を
自慢してきたり摩訶不思議。

宇宙人旦那は、資格試験だけは
一度も落ちたことがないが
彼女の昨年の国家試験は駄目だったらしい。

ふと気になり、出身高校を探ってみた。
話の流れから聞き出した。
とてもじゃないけれど進学校ではなかった。
大卒と言うことは、特進コースとか?
相当頑張った?

今の大学は学生あつめが大変だという。
定員割れでもしていたのか?

私は少し背伸びして、浪人生の多い
進学校に通っていた。
私自身の出来が悪かったのは確かだが
一応資格は現役合格だった。

私の母校の偏差値と
彼女の母校の偏差値

偏差値なんて目安でしかないが…
その差、20程である。 
彼女…国家試験…受かるのかなあ…。
余計な心配。

大学同士の偏差値は、
いい勝負だったが(o´∀`)b

そして、ゆくゆくはどの部署で
働きたいかという話になると
私が敬遠している仕事を
自信を持って指名!
もちろん!希望は自由!
決めるのは会社。

その場にいたみんなが
笑顔の裏で同じ感情になった。

恐らく、不可能だろう。
話が、通じない。
質問しても、違う答えが返ってくる。
相手の気持ちが分からない。
人に失礼なことをしても気づかない。

私自身相当その仕事に苦手意識があるが
彼女がやるくらいなら私も
出来るんじゃないかという
気がしてきてしまう。
なんというおごりだ。
彼女といると、大体の人が嫌な人になる。
ともかくそれには、
国家資格と経験年数が必要。

上は、彼女のその希望に対し、
まずは資格取得を目指そう!
と話したらしい。

彼女の出来ることを探ろうと
まずは全体の流れをつかんで貰おうと 
うちの部署みんなで奮闘した一週間でした。

けれども、様々な都合で職員が休み
人が少ない場面では修羅場だったと語る
職員も。

やはり、空気が読めないということは
悪気が無くても罪になってしまう。

一度教えたことを、ばたばたしている
先輩に何度も訊きに来る彼女。

最初は質問もしてこなかった。
質問、してね!わからなかったら、
訊いてね!それを彼女は実行して
くれているに過ぎない。

みんな、消耗します。
彼女は前の部署で結構かわいそうな
扱いを受けていた。

私たちは、そうはなりたくない
彼女だって、仕事して収入を得て
暮らしていかねばならないのだし。

同じ時給を貰っている以上
やるべきことはやって貰おう。
出来ないなんて通用しない。

ただの陰口にならないよう
情報交換して彼女に丁寧に
指導しているつもりだが

仕事を選びたそうな態度が見られたり
必死な先輩を目の前に
利用者さんとニコニコ笑って見ていたり
あれ?馬鹿にされてるかな?
とこちらが感じるような言動があったり。

悪気は、ないんだ…
はぁ?なんなのあんた!
っていっても変わらないことくらい
知ってる。
だって我が家だってみんな
持ってるじゃない。

どうか、平和に働けるように
なりますように。