しょうがなくない | blue_coppeの這い上がり日記

blue_coppeの這い上がり日記

登場人物

ASD疑いの夫、宇宙人(こどもの緊急事態も気分で放置)
ADHDの小4不登校長男
負けず嫌いこども園二号年長次男
口を開けば悪口の父
レビー小体認知症の母(要介護3)

障害者通所施設週5パートのわたし

私は父が嫌いだ。
理不尽に自分の考えを押しつけ
気に入らなければ手を上げる。
怒鳴る。

思えば私と変わらない。 
むしろ私がやっていることの方が酷い。
父と私よりも、私とこどもたちの方が
一緒にいる時間そのものが長いもの。

父自身も何かに追いつめられていたのか?
でも、大変だったね、なんて思えない。
こどもの心の傷ってそんなもんだと思えば
私はもう取り返しのつかないところまで
来ているかも知れない。

それに、がむしゃらに働いていた
父程の経済を与えてやることも
出来ない。
私、酷いな。
宇宙人のいうとおり
私は子を持つべきでは
なかったかもしれない。

宇宙人が助けてくれない
私だって大変 
指示が通らないのはこどもたち自身

こどもの気持ちにとっては
それは関係ないよなあ。

昨日私に何をされても抵抗できず
涙をこぼしながら私を睨んだ目を見て
かつて読んだ「凍りついた眼」という
虐待の本を思い出した。

やってしまっているな…。
こんな風になるなんて。

私は、私自身の欠けている部分との
つきあい方を、仕事面だけでなく
考えねばならない。  

昨日は何とか、歯医者を忘れずに行けた。
私が見てわかるとおり、虫歯だらけ。
次男はチョコ中毒なのだ。
前回の歯医者から、ほんの数ヶ月。
その頃からフッ素入りの歯磨き粉を
取り入れたのだが、
かえって酷くなっている?
それをしなかったらもっと? 

以前よりは夕方おやつ食べて
そのまま寝入ってしまう
ということが減ったのになあ。
歯医者に通いながらだましだまし
やっていくしかないな。
私も幼い頃虫歯が酷かった。 

一日が始まる。
楽しい一日のはずだったけど 
自分の衝動のせいで気分はあがらず。
でもそんなときだからこそ
この日常から離れるのは
良いことと思う。

宇宙人が働き出してからは
回せていないと思いながら
必死で余裕無くやってきているんだ。

その分、こどもたちには
特に次男には我慢させているのに。
長男より期待してしまっていたと
矛先を向けてしまってから思った。

こどもたちと接している間中
私は怒ってばかりだ。
指示が通らないから。
次男もだんだん長男のようになっていく。

ゲームから引き離せない。
躾が出来ない宇宙人
結果として私も躾が出来ない。
どれほど追いつめられているのかを
こどもたちに、説明しても
理解はまあ無理よね。

ごめんなさい。
明日、どこか喜ぶところに連れて行こう。

こどもたちに謝った。
長男からはいつものことだと言われた。
いつもいつもいつも怒っている確かに。
壊れている完全に。

宇宙人は一部始終を隣の部屋で
知ってか知らずか、
少し話しても相変わらずの知らん顔だ。

私が好きな、長男の幼稚園時代の恩師は
ボーイッシュで他の先生たちと群れず
卒園式でも泣かない人だった。
多分、宇宙人と共通する特性がありそう。
卒園式後に泣く園児に
「何で泣いているの」
と訊いたというエピソードがある(笑)
うちの長男の時も
「先生はとってもさみしいんだけど
涙が出てきません」って言ってた(笑)

それがアスペなのだ。  
ひとの辛さをアスペに理解して
もらおうなんざ無謀なのだ。

無駄につらい思いをしてはいけない。
無駄な辛い思いはさせてはいけない。
結局、思い通りにならないことに対して
怒りを爆発させることしか方法が
わからないのだ。
情けないことだ。