<前回のあらすじ>
友人宅でごちそうになった手打ちうどんの美味しさに感動したスーパー姪っ子・真由は、なんとうどん作りに挑戦! いきなり手打ちという難題に取り掛かるも出来上がったのは、ウンババ村に伝わる「激濃醤油きりたんぽ」だった! ・゚・(ノД`;)・゚・
今回、我々探検隊は「やっぱり私には中華料理が向いている」という姪っ子の爆弾発言を受けて、ネコすら逃げ出した(実話)キッチンへと向かった!
ギャガ━━━━━━∑(゚д゚lll)━━━━━━ン
(`・ω・)「さて、今回は初心に立ち返って中華料理ということですが、一体何を作られるのでせうか? (((( ;゚Д゚)))ガクガクブルブル」
ζ゚ー゚)ζ「野菜炒め! (。-∀-) ニヒ♪」
(`・ω・)「(ちょっと安堵)おっ、それなら何とかいけそうですね。実はこれだけは得意だったり?」
ζ゚ー゚)ζ「いや、今日が初めて!」
ナレーター:「その時、晴れ渡った空に突如黒雲が湧き上がってきた!」
(´・ω・`)「えー、じゃあさ、前に挑戦した餃子にしない? (ほとんど)僕も作るから」
ζ゚ー゚)ζ「だめ、この前外で食べた時にすごく美味しかったのが忘れられなくて (。-∀-)」
(´・ω・`)「それはプロが作るから美味しいのであって、隊長も同じように作れるわけではないんですよ (´Д`;) 」
ζ゚ー゚)ζ「大丈夫、野菜切って炒めるだけだから!」
(´・ω・`)「それは本当にただの野菜炒めで、自然に味が付くわけじゃないんですよ (´Д`;)」
ζ゚ー゚)ζ「(無視して)じゃあ、さっそく始めよう! (*・∀-)b」
<クッキング開始>
(`・ω・)「では、まず野菜を刻みましょうか」
ζ゚ー゚)ζ「了解、ちょっと包丁さばきを練習したから自信あるんだよね~♪」
ナレーター:「やがて、真由隊長はキャベツを刻み始めた。だが、動きは早いがほぼ同じ場所を叩いている」
(´・ω・`)「隊長、早さはいいので、少しずつ包丁を叩く場所をずらしてください」
ζ゚ー゚)ζ「あっ、そうか」
ナレーター:「少しして我々が目撃したのは、千切りされ変わり果てたキャベツの姿であった」
(`・ω・)「なるほど、野菜炒めは無理と感じてキャベツの千切りに方向転換したわけですね ζ#゚Д゚)ζ/(;゚゚)Baki!」
ζ゚ー゚)ζ「この方が火の通りが早いからいいの!(半ギレ)」
ナレーター:「そして次の瞬間!」
ζ゚ー゚)ζ「ぎゃっ! !!!∑(゜Д゜ノ)ノミ(i|!゜Д゚i|!)←※頭からキャベツの千切りをかぶった妖怪キャベツ男」
(`・ω・)「(i|!゜Д゚i|!) いったい何事ですか?」
ζ゚ー゚)ζ「ゴ、ゴキ●リィーーー! (;≧≦)」
ナレーター:「そのときカメラは、床に黒い影を捉えた! その正体とは!?」
ギャガ━━━━━━∑(゚д゚lll)━━━━━━ン
ナレーター:「■海苔である」
(´・ω・`)「…隊長、これは海苔の切れ端ですよ… (i|!゜Д゚i|!)←まだかぶってる」
ζ゚ー゚)ζ「えっ、ああ何だ、ビックリした~ (´∀`;) 」
(`・ω・)「(ビックリしたのはこっちだよ)で、このキャベツはどうするの?」
ζ゚ー゚)ζ「キャベツはやめよう!」
(´・ω・`)「バタ ミ(ノ;_ _)ノ =3」
ナレーター:「そして、隊長は気持ちも新たに野菜炒め作りを続けた」
<中略>
ζ゚ー゚)ζ「できたよ~」
(´・ω・`)「ずいぶん野菜が大きく切ってあるなぁ…。ちゃんと味付けした? (´・ω・`)シンパイ」
ζ゚ー゚)ζ「大丈夫、ちゃんとオイスターソースとかいろいろ入れたから♪」
ナレーター:「管理人の脳裏に不吉な予感がよぎる」
(´・ω・`)「どれどれ…ん?(野菜にあんまり火が通ってない上にすごくしょっぱい)こ、これは! レアな食感が楽しめる「温・塩野菜」ですか? ζ#゚Д゚)ζ/(;゚゚)Baki!」
ζ゚ー゚)ζ「さっと火を通す感じだったのが、短すぎたのかな? (´∀`;)」
(´・ω・`)「で、この大皿いっぱいの塩野菜をどうするおつもりで? (´・ω・`)」
ζ゚ー゚)ζ「そうだ、お好み焼きの具にしよう! !.+゚ヽ(o`・∀・´)ノ.+゚」
(´・ω・`)「(再び)バタ ミ(ノ;_ _)ノ =3」
<エピローグ>
(映画「ロッキー」のテーマをBGMにどうぞ)
こうして、野菜炒め作りという挑戦は、「お好み焼きの具」という
我々の想像をはるかに超える結果に終わった。
たしかに塩野菜の数々は立派にお好み焼きの具となった。
だがそれは、野菜炒めとは似ても似つかぬものであった。
我々が追い求めるのは、普通に食べられる「料理」。
その料理を完成できるまで、姪っ子の挑戦にピリオドが打たれることはない!