歌う船
アン・マキャフリィ
東京創元社
発売日: 1984/01
ISBN-10: 4488683010
評価:★★★★★


金属の殻に封じ込められ、神経シナプスを宇宙船の維持と管理に従事する各種の機械装置につながれたヘルヴァは、優秀なサイボーグ宇宙船だった。〈中央諸世界〉に所属する彼女は銀河を駆けめぐり、苛烈な任務をこなしていく。だが、嘆き、喜び、愛し、歌う、彼女はやっぱり女の子なのだ……! サイボーグ宇宙船の活躍を描く傑作オムニバス長編。(出版社/著者からの内容紹介より)


ヘルヴァは生まれつき肉体に障害を持つ女の子として生まれた。
だが、頭脳はずば抜けて知能指数が高く“生きる”ためヘルヴァが選んだ道は、サイボーグ船として新たな体を手に入れること。
だけど、感情のないサイボーグ船ではなく一人の“女性”としてこの生活をヘルヴァは謳歌します。
怒ったり、笑ったり、楽しんだり時には歌ったり。
歌う事で彼女の存在は、宇宙で名をはせていきます。
SFと言うジャンルですが、「SFは苦手」とか、「SFは読んだ事ない」と言う方にはお勧め。
ちょっと翻訳がかなり昔なので、疑問符は並ぶ所もあるかもしれません。だけど、読んでいく内にそんな事気にかけなくなることは間違いないです。
この後幾つかシリーズが発行されていますが、アン・マキャフリーが原作なのはこの一冊のみ。
後は、原案提供と言う形で他の作家が手がけてます。