更年期は、閉経前の約10年間のことを言いますが、その更年期の一歩前の段階を「プレ更年期」と呼びます。
この「プレ更年期」は30代後半から40代に症状が現れると言われていますが、働く女性が多い現代では30代前半や、20代の女性もこのプレ更年期に悩まされています。
女性のライフスタイルは昔とくらべ、大きく変わりました
女性ホルモンの変化は、今も昔も大きく変わりませんが、昔は閉経するころに人生が終わる、寿命５０年の時代でした。
しかし戦後、栄養と衛生状態がよくなり、医療も発達し女性のライフスタイルは昔とくらべ、とても大きく変わりました。
平均５０歳という閉経年齢は今も昔も変わりません。昔は出産年齢も早く回数も多かったので、一生の月経回数は約５０回でした。
今は、出産年齢が遅く、回数も少ないので平均４５０回くらいだそうです。なんと昔の９倍です。
しかも閉経後の人生が長いですよね。
日本は今では世界でも一番の長寿国となり、女性の平均寿命は８５歳を超えています。
そうするとプレ更年期は人生の中間地点といえます。
閉経後から約３０数年自分の体とうまくつき合っていく必要がありますね。だからこそプレ更年期からのケアが必要なのです。
プチ更年期のケアの最適な時期はやはり一番は月経前の黄体ホルモン後期です。そして二番目に排卵日前です。
更年期付近で月経が不規則になったり閉経してしまった方も、月経が正常にあった時期を活かしてケアを行えます。
そうすることで脳に正常な信号を送ることができます。
更年期障害とは人によって症状の大小は違いますが、ホルモン変動で脳や体がパニックを起こして様々な不調をもたらすのですが、自律神経の調整で落ち着きやすくなります。
腸もみが自律神経の調整に大きくいい影響をもたらしてくれることは今までも何度もお伝えしてきました。
脳や体がパニックになってしまっても、腸もみで自律神経が整ったり、セロトニン（幸せホルモン）の分泌が高まれば、脳や体はリラックス状態になります。
プレ更年期の時から自律神経や血流の流れをよくすることは、その後約４０～５０年が健やかに過ごせ、女性ホルモン力も維持しやすくなりますね♪
月経や女性ホルモンの状態をよく理解し、腸もみや骨盤調整などのボディケアを最適な日に行うことで、体に対する作戦となります。
そうすることでいつまでも活き活きと若々しく生きることができると思います。
女性ホルモンを味方につけて活き活きと過ごしたい！！と思われる方、ご自分の月経の時期と合わせてボディケアをしていきませんか？
月経リズムボディケア・・・どの年代の女性にも最適な方法です♪
ホルモンシリーズ、一旦終了です。