先日買った、状態の悪いJVシリアル期のST554。

ネック反りまくってるけど音は出る、ジャンク。

 

いろいろチェックしてわかったこと。

・ボディは4ピースのアルダー。

・END ROXというものがついてるトレモロブロックはスチール製。

・Dragsterというピックアップは、のちにFender Japanのジャグスタングなどにも採用されているが

この頃の物はポールピースがすべてアジャスタブルポールピースになっている。

 

最悪ネックが直らなければこのパーツを抜き取るかと思ったけど

試しにバッカスのネックを付けてみたらドンピシャだった。

ただ、そのとき気づいたのがネックで音が変わる。

元からのもバッカスのも同じメイプルネック、ローズウッド指板だけどバッカスのネックは音がペラい。

薄いネックだと音も薄いのか。

バッカスのピックアップをトーンゾーンとかJBに載せ換えても拭えなかったのは

アッシュボディよりネックの音だったんだなぁ。

 

というわけでネックは何とか直してみようと。

いっぱいまで回してもまだまっすぐにならない。

そこでトラスロッドのナットを外して5mmで厚みが1mmぐらいのワッシャーをロッドにかまして戻す。

普通のドライバーではもう回せないのでアングルドライバーで回す。

あんまり良くないんだろうけどとりあえずこれでネックはまっすぐになった。

 

あと弾いてて気づいたけどトーンが効いてない。

ジャンク箱のCTSポットに交換。

ついでにコンデンサーと配線も交換しておいた。

Dragsterの音がなかなか良くて最初は換えるつもりだったけどこれはそのままにしておいた。