ムートン(シープスキン)に魅せられて! | ワイズエンタープライズ ひげおやじのつぶやきブログ

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本日のお題
ムートン(シープスキン)に魅せられて!
魅せられすぎてニュージーランドに行ってきました。
 
 
 
ムートンとは羊の毛皮のことを言います。
ムートン(Mouton)はフランス語、シープスキン(Sheepskin)は英語で、
両方とも羊毛を意味します。優れた特性を持つシープスキンは、冬は暖かく、
伝統的な素材の中では最高峰です。そのボリューム感も魅力です。
夏は涼しいです。湿気を逃がしてくれるので蒸れることがありません。
シープスキンのメッカ、オーストラリアでは、1930年代より、農夫達を中心にシープスキンを使ったブーツが愛用されてきました。
 
 近年では、海外のセレブ達がこのブーツを履き始めたのをきっかけに世界中に
人気が広まり、日本でも一気に注目を集めました。このことにより男性だけではなく
女性にもシープスキンという素材が認知されたのではないでしょうか?
革製品というとどうしても無骨なイメージが頭をよぎりますが、シープスキンだけは
お洒落なイメージがあります。このブーツは、とにかく暖かく、履きやすく、
秋冬の定番ブーツにまでなりました。

また、アウターとしてもランチコート(シアリング・コート、shearling coat)、
フライトジャケットB-3などが有名です。
ランチコートとしてデザインもいろいろありますが、チェスターフィールドコート形が
基本だと思います。『絵本アイビーボーイ図鑑』でも紹介されています。 
 
 フライトジャケットB-3は、1934年に採用されたアメリカ陸軍航空隊の寒冷地気候用フライトジャケットです。 昔の爆撃機に空調設備がなかったので、温かさを優先させたジャケットです。
 
気温は高度が上がれば上がるほど下がります。1万メートル上空、成層圏あたりの気温がどれだけ低いか考えてみてください。半世紀前の快適な装備など何もないところでこのジャケットがどれだか活躍したかがわかります。戦う者たちの装備品として国家予算で作られたミリタリージャケット、マイナス30度の極寒にも耐えられるフライトジャケットは、現在ではオーバースペックかもしれませんがそのスペックを必要とする時があります。
 
真冬にバイクに乗るときなどがそのいい例です。それ以外にも活躍するシーンはまだまだあるはずです。
 
 また、現在のファッションシーンにもこのシープスキンは、大活躍です。この愛らしい姿が女性心をくすぶるのではないでしょうか?
CICONIA BOYCIANAでムートン(シープスキン)でもバック製作しています。
有名ブランドでは、この愛らしさや特徴を活かした製品が続々発表されています。
 
 
 参考資料③CHANELでも使われています。