ブルーノ『無限、宇宙および諸世界について』を読んでいる。とても難しい内容で、ほとんどついていけていないんだけども、こんな白熱した内容の本があるんだ、ということが感動的。難しすぎて理解できないんだけど、ものすごいことが語られているという感じだけは理解できる。

 

このジョルダーノ・ブルーノという人は、クザーヌスからも影響を受けたのだと。クザーヌスというのは西田幾多郎の本に名前が出てきたり、論じられたりしているのを見たことがある。反対対立の合致という言葉があった。いちおうクザーヌスの本は一冊だけ持っている。難しすぎて最初のほうを読んだだけだけども。

 

ぼくは無限ということについて考えたことがなかった。有限ということについても。でもよくよく考えると無限ということはとても身近なことでもある。無限ということがありうるのかどうか、想像すらできない。時間にしても、宇宙にしてもいつか、どこかで終わりが来るんじゃないかと思ってしまう。

 

今調べてみたら、数学の無限級数とか極限というのは数学Ⅲで習うみたい。理系の人はみんな勉強しているということか。無限というとBob Dylan の曲に love minus zero / no limit というのがあった。いい曲ですよ。というわけで今日の一曲。