『一人称単数』を読み終わった。ブルーノ『無限、宇宙および諸世界について』を読み始めた。よい。

 

少し読んだあと、散歩に行った。40分ほど歩いた。歩数は4500歩となっている。今日から厳密に、毎日6000歩以上歩こうと思う。なのでこのあと午後にまた15分ほど歩こうと思う。ついでに銀行でひと月分のお金を下ろそうと思う。

 

昼は手元にあるマルちゃんのごつ盛り塩焼きそばというカップ焼きそばを食べる。700kcalほどあるみたいなので、今日の昼はこれだけにする。

 

明日は精神科。帰りに崎陽軒の弁当を買って家で食べようと思う。

 

さっき散歩のときに「好きな曲」という自作のプレイリストをシャッフル再生していたら、武満徹の「系図」という曲が流れた。不協和音に近い響きの和音が多用されているのに、そのあと不協和音でないきれいな響きの和音(音楽理論の知識がないからこういう言い方しかできない)、つまり普通のメジャーコードに戻る予感がずっと続いているから、宙吊り感、浮遊感はあるけれども、不穏な感じはしない。

 

そしてその不協和音のような和音は自然の、例えば樹々のざわめきのようなイメージを喚起する。自然といっても、人間に対する敵意を持った荒れ狂う自然ではなく、もっと親しみを持った自然のイメージ。つまり今のような季節の、晴れた日に緑の中を散歩しながら聴くのに適した音楽。聴いていて励ましを感じた。最後のほうでやっとメジャーコードに着地し、落ち着く部分がとてもいい。着地するまでの過程も、このあと間違いなくよい未来がやってくるというポジティブな信頼に支えられている感じ。

 

いちおう貼っておきます。さっき聴いたのは一曲目の「むかしむかし」の部分だけ。ぼくが聴いたのは英語のナレーションのバージョンだった。この日本語のバージョンのほうがいいかも。4:38あたりからが至福。