このブログにはドストエフスキーの本の感想を書くことが多いけれども、ぼくはもともと海外の小説はほとんど読んだことがない。もっというと、ぼくがかつてのめり込んだのは、村上春樹、安部公房、森田正馬、河合隼雄、木村敏、鈴木大拙、西田幾多郎、井筒俊彦、夏目漱石、神谷美恵子といったラインナップなので日本人だけだ。ドストエフスキーはぼくが初めて興味を持った海外の人と言ってもいいかもしれない。でもやはり日本人の書いた本のほうが親しみやすい。

 

そうだ、久し振りに鈴木大拙を読んでみようかな。漱石も読みたい。宗教的経験の諸相も久し振りに読んでみたい。