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昨年秋、街の街路樹が紅葉し始めた10月から両親と同居を始め 早4ヶ月が過ぎた。気がつけば冬も終盤にかかりつつある。
昨秋、早朝6時半頃 街を歩いていてもまだ明るかったが、暮れに近づくにつれ徐徐に暗さがまして、いつしか、駅までの道は真っ暗になってしまった。
今、2月後半、同じ時刻にふと顔を上げると 街の姿がはっきり見えるほど明るくなっている。日は確実に長くなっているのだなぁと感じる。
勤め先のある広島に着いたらもう夜は完全に明けている。
最近は毎日同じ日々の繰り返しだ。
早朝に両親の食事の準備、洗濯、ゴミだし、風呂掃除などしてから出社。帰宅前には毎日近くのスーパーに寄って晩御飯の惣菜など買って帰る。食事を終えたら食器洗、トイレ掃除、風呂にはいったりしてたらもう10時。就寝時間だ。
そんな暮らしの中にもささやかな楽しみがある。
スーパーで毎日カード支払いをしているとポイントがたまり、ある程度貯まると500円の買い物券がもらえる。大した額ではないが、何故かこれをもらうと嬉しい。また時々ポイントセールというものがあって、ある期間に買い物をしたら1000円毎にシールが1枚もらえる。20枚、40枚、60枚など貯めた数に応じたポイントがカードに蓄積され それがまた買い物券獲得に貢献してくれる。
50過ぎたオヤジがレジで大切そうにシールを財布にいれる姿は人に見せられたものではないが、何故か 人の目はもう気にならなくなった。
そう、これも与えられた試練の一つだと考えるようにしている。
北海道ツーリングは試練だという人がいる。北海道はいつも試練を与えてくれると。
私もそう思う。でもその試練があるから、ちょっとした人から受けた優しさや新しい人との出会いがまた数倍にも楽しく感じられる。
実は昔から正やんが好きでかぐや姫や風を聴いてきた。”ささやかなこの人生”の歌詞に次のようなフレーズがある。
誰にも 心の片隅に
見せたくはないものがあるよね
だけど人を愛したら
誰でも心のとびらを閉め忘れては
傷つきそして傷つけて
引き返すことのできない人生に気がつく
どうして、自分は心のとびらを閉め忘れてしまったのだろうかと後悔するこの2年である。
