村上春樹の「走ることについて語るときに僕の語ること」 が文庫版で出たので、
買おう、買おうと思いつつ、 手元には、まだハードカバーのみ。
この本も、もう何回も読んだ。
「走り続けるための理由は、ほんの少ししかないけれど、
走るのをやめるための理由なら、トラックいっぱいぶんはあるからだ。
僕らにできるのは、その “ほんの少しの理由” を、
ひとつひとつ大事に磨き続けることだ。
暇をみつけてはせっせとくまなく磨き続けること。」
「明日が何を運んでくるのか、それは明日になってみないとわからない。
結局のところ、それがたぶん人生なんだ、と。
僕らはたぶんそれをただそのままそっくり、
わけもなく、経緯もなく、受け入れてしまうしかないのだ。」