Yクリニックに通院していた当時、

信頼していたY先生から、

臨床心理士のカウンセリングを受けたら

どうかという提案がありました。

 

カウンセリングというものに興味も

ありましたので、お願いをすることに

決めたのです。

 

当時の夢子は40歳くらいで、心理士さんは

30代前半くらいの女性でした。

 

その頃はものすごく大変な状況で、

現在の悩み事を言うようにと言われ

一つ一つを挙げていったところ、

深刻な悩みが10個近くもあったことに

驚いた心理士さんが、こう言いました。

 

「そんなに沢山あったら無理です!!

まずは、一つ一つどうにかしていきましょう」

 

カウンセリングは、1回50分で7000円もします。

 

3回目の時に、何となく、この心理士さんは

幸せ者で、知識は有るのかもしれないけれど、

机上の空論なのではないか・・・と思う場面が

ありました。

 

年齢も30代前半位の心理士さんなので、

それはそれでいいのですが、何せお金が

かかるのです。

 

認知行動療法的なところまでカウンセリングを

お願いするとなると、相当な回数を通わなくては

ならなくなりそうだと感じました。

 

なので、熟慮した上で、4回で打ち切りにし、

臨床心理士さんのカウンセリングは止めて

しまいました。

 

そこから時が経ち、西洋占星術を勉強し始めた

夢子は、ふと、‘ホロスコープも読めて、

臨床心理士の資格もある人が居たらいいな‘

と思い探したところ、該当する方が居たのです!

 

そこで、今度こそ、完全にスッキリする最後まで

カウンセリングを受けるぞ~!!と

意気込んだものの、なぜか夢子の方が

その心理士さんの悩み事を聞いたりするはめに

なって行きました・・・

 

そんな事もあり、2度目のカウンセリングも、

また4回で打ち切りとしてしまいました。

 

思うに、セラピー文化の無い日本においての

カウンセリングは、なかなか難しい気が

しています。

 

また、西洋占星術を勉強する中で、

‘考え方‘というものは、その人特有のもので

あり、そうは変えられないことも

知ってしまったのです。

 

明らかな認知の歪みなどは、カウンセリングに

よって考え方の癖を治すことは出来るかも

しれませんが、そこに行き着くまでには、

相当な時間と膨大なお金がかかることでしょう。

 

とはいえ、通常の心療内科医による診察では、

時が経っていくと、3分診療と変わらなくなり、

話などろくには聞いてくれなくなるのです。

 

時間とお金があればカウンセリングに

チャレンジをしても良いのかもしれません。

 

残念ながら、人の悩み事というのを

聴いてくれる場面というものは、

日本にはそうは無いものなのですから。

 

占いは、ある意味、人の話を聴いてくれるので、

代理カウンセリングの意味合いも有るのでは?

・・・と思ったりしています。

(依存には気を付けないと、お金を失います!)

 

日本にカウンセリング文化が根付いた

ならば、何かと状況は変わるのかも

しれません。

 

何でも経験してみないと分からないので、

臨床心理士さんのカウンセリングを

受けてみたことも、経験の一つと捉えて

います。

 

カウンセリングを受けて救われた人も、

中には居ると思いますので、

カウンセリングを否定は全くしていません。

 

ちなみに、通常、心療内科の受診後でないと

臨床心理士さんのカウンセリングを

受けることは出来ません。