何かで、脳科学が人気になってから、
鬱病が増えたと読んだことがある。
そもそも母が鬱病になった約30年前は、
鬱病は、心の風邪と言われたものだ。
(内実は風邪なんてものじゃないけれど)
時が経ち、特にSSRI系の薬が出てから
だと思うが、鬱病は脳の機能不全に
よるもので、中でもセロトニン不足が
原因であると言われるようになった。
長年、母の鬱病と対峙してきた夢子
からすると、脳の機能不全という解釈
には違和感を覚えるのだ。
心って、不思議な存在だからこそ、
脳のせいにしてしまった方が楽なのだと
思えてしまうのだが・・・★
そもそも日本人は、不安因子を強く
持っているそうだが、これは納得。
真面目な人の方が鬱病になりやすいと
いうのも、納得。
腸と脳には相関関係があることも
明らかになっているのだが、
これは面白いと思える☆彡
‘心の病気‘というのと‘精神疾患‘
というのでは、何かが違う気がする。
精神科医の仕事は、患者の話を聴き、
寄り添うことが原点であったはずだが、
単なる薬を処方する人になった。
心の機微が分からない医師に、患者の
心の動きが分かるとも思えない。
夢子的には、心の分野は感情優位だと
思うのだが、脳の分野となると、
理性に基づく感じで、人間を合理的に
見ているようにも思えるのだ。
素人の夢子には、鬱病はやはり、
心の風邪というか、心が折れた状態が、
長く深く続く病気なのだと思っている。
とはいえ、セロトニンが大切なことは、
どんな本にも書かれているし、
セロトニンを出す行動をするに
越したことはないのだろう。
ちなみに、セロトニンを出す方法は、
朝 起きた時に日光を浴びることや、
規則運動(同じリズム)を行うことや、
お肉を食べることなどであります☆彡