今日は久しぶりに70年代通信をお届けします。
 
小学生のころ、白土三平さん原作の「カムイ外伝」というアニメが平日夕方再放送されてたんです。70年代の半ばくらいかな。

本放送は1969年なので、正確に言うと60年代ですが(なんと日曜夜のサザエさんの前番組だったのです)

このアニメがすんごく好きだったのです。
もちろんカムイがカッコイイからなんだけど、絵やストーリー、忍者たちの動きが好みだった。これ見てから学習塾にいってたような記憶が。

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忍者の世界から抜けてきた「抜け忍」のカムイと、カムイを仕留めようとやってくる刺客忍者たちとの闘いを描いた作品。

ナレーションは、後年、FM東京「ジェットストリーム」で有名になった城達也さん。カムイの声が中田浩二さん。 
どっちの声もスっごくカッコよかった。

この作品は、いま放送しようとしても多分できないでしょうね。
相当ハードな内容でしたから・・

でも、そんなクールでハードな内容の中にこどもごころに突き刺さってくるものがあったんです。無常感? 
  
で、このアニメのエンディングテーマが大好きで。相当暗い小学生でしたね〜。
「しのびのテーマ」

良く口ずさんでました。  

「けもの道」って何?とか親に尋ねたりして・・

「黒い花びら」の水原弘さんが歌ってるんだけど、いま聴いてもほんとにいい曲だと思う。無常感が漂ってて、とにかく「シブい!」んです。

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70年代夕方、ブラウン管には、ハードな子どもアニメが流れていたのです。