皆さん、こんばんわ。

 

なかなか、何から伝えて良いのか少し分からないまま、書いております。

 

はなちゃんは、去年の年末前・・秋の終わり位から、少しおかしかったように思います。

と言うのも、ご飯を欲しがるのにいつものように完食しないという事が目立ってきました。

その他の異常は何もなかったんですが、それが続いたので、何度か病院に連れて行ってました。

その都度、食欲増進をする注射を打ってもらったり、はなちゃんの肛門腺が片方破けてしまい、ビックリして病院に連れて行き、抗生物質の注射やお薬をもらったりしていました。

先生にも食欲の事や食事の量を相談してましたが、何と言っても、もぅはなちゃんは17歳に近い高齢なので、食事の量が減ったりするのは仕方ない事。との事で、他、心臓の心音などに全く異常はなく、触診をしても異常は見当たりませんでした。

その時、体重を測ったら3.7kg位だったと思います。

そして、冬を越え、今年に入りはなちゃんは凄く痩せてきました。

痩せても、走り回る事も普通にあり、段差もものともせず、今までと変わらずジャンプも出来てました。ただ・・食欲が・・という事だけでした。

1月も普通にしていて、はなちゃんの誕生日でもある2月に入り、ジャンプや段差に抵抗を感じてる様子が伺え、ジャンプしたりしなかったりの感じでしたが、より一層食欲が減ってるなと思い、また病院に連れて行ったのが、誕生日を過ぎた3月に入ったばかりの頃です。

その時の体重は2.6kgとこの短期間で1kg以上減っている事に驚きました。そして、この頃からいつもあげていたウェットフード缶詰は食べられなくなってました。食べても歯を気にしていて、歯ぎしりみたいに歯を鳴らしていたので、心配になりまた病院へ。

お口の中を見てもらいましたが、これと言った口内炎や歯肉炎、歯周病は見当たらなかった。

固形物を少し食べると、消化機能が落ちているせいか、嘔吐と下痢をしてまして、栄養剤を注射してもらい、この注射は3.4ヵ月おきにと言われてましたので、次は6月だなぁって考えてました。

 

そしてええ日に日に歩くのもゆっくり、フラフラが目立ち、何か嫌な予感がして、高齢になるとここまですぐに進むもの?

とか色々と自分で調べてたりしてました。

高齢という事もあり、手術も出来ないし、今の状態では体力がもたないのも医者から言われてたので、出来る事が限られて来てる状態でした。

でもお顔は相変わらず若々しく、年齢を感じさせない。。

固形食を諦め、ドロドロ?トロトロ?な栄養食に切り替え、チュールも総合栄養食とエナジーチュールに切り替えました。

はなちゃんに少しでも高栄養な物を・・・と探したり、猫のブッチを試しに購入し、もの凄く細かくしてあげてみました。最初は食べてくれた。二度目はありませんでした。やはり体が、いくら柔らかくても、ほんのちょっとの形があると吐いてしまう。。。受け付けてくれない。

本当にトロトロしか無理なのか・・。

でも、トロトロでさえ、全部を食べてくれず、いつも残す。。。

いくら高栄養でもトロトロだけでは・・・。

と、毎日必死に考えてた。

少し前・・こうなる少し前から、はなちゃんは私の近くに結構いる事が増え、甘えるのが下手なはなちゃんが手を差し出すとスリスリと甘えてくるようになったのを覚えてます。。

必死にPCで自分なりに調べている時にフッと後ろを向くと、はなちゃんが傍にいる。

嬉しい事なんだけど、なんか・・心配?どうしたの?って。

そして、フラフラしてた足取りでも、トイレを粗相する事はなかった。

そして先週の水曜に仕事に行こうとしたら、はなちゃんの様子がおかしい事に気づき、前足が痙攣していました。

見ると肉球が白くなってて、

これ・・・貧血じゃない?ってなり、仕事どころではなくなり、会社に連絡をして、病院に急いで連れて行き、血液検査をしてもらいました。

貧血、低血糖、腎臓病でした。。

腎臓病は腎不全までは行ってないものの、命が危ないという事でした。この時の体重は1.6kg。。。

もぅ骨と皮だけです。。。

私達は、先生と色々と話し合いをしました。

次の日、輸血をして、同時に低血糖を改善する点滴、栄養剤の入った点滴を半日入院と言う形を取りしてもらいました。

この日から毎日半日入院という形をとったわけです。

 

輸血の前日、診てくれた先生は入院という言葉を口にしました。

輸血の日、私は違う先生に聞きました。

「先生が、今のはなちゃんと同じ状態の子を飼っていたら、入院はさせますか?獣医の前に、一個人としての意見をお願いします。」と。

その先生は「入院はさせないですね。」と。

私も同じ考えでした。

最期は看取りたい。

チョッパーの時のようにならないよう、チョッパーが教えてくれた事。

そして、PCで沢山調べてきた自分にとって、はなちゃんがもぅ長くないことを知ってしまたったから。

強制給餌などは溺れてるように苦しむ事。

最期に近づくにつれ、何も口にせず、天然のモルヒネが分泌され、少しでも苦しくないように体が準備してる事。

そして

「はなちゃんは今月大丈夫ですか?」と核心を先生に突きました。

先生の答えは「・・・・むずかしいと思います。。。」

こういう事から私は半日入院という形をとりました。

輸血をした木曜は、肉球もピンク色に戻り、元気でした。

今思えば、これが「中治り」だったんだと思います。

尻尾も良く動いて返事をしてくれたり、この時は

「もしかして・・これはいけるかもしれない!」と思った。

完食する事のないご飯を完食し、今迄食べれなかった分を取り戻すかのように爆食を見せてくれました。それだけでは足りず、チュールも2本。それでも空腹ですと言わんばかりのようでした。

でも・・うんちは下痢でした。

悔しかった。

それと・・この日、肩辺りに注射をしようとしたら、針を刺しただけで皮膚が裂けてしまう状態だったらしく。肩あたり2か所縫ったと説明を受けました。

先生曰く、「針をさしただけで皮膚が裂けるのは初めてみたので・・。」と。

次からはこの事も踏まえ、注射ではなく、静脈点滴でという方向で点滴がいつでも出来るよう、手に点滴の針を留置してありますとの事で手には包帯が巻かれていました。

でも、今月はまだまだ始まったばかり!変わるかもしれないという希望をすてませんでした。

会社には今週は行けないという事を伝え、理解してもらえ感謝しました。お互いが交代で起きてはなちゃんの介助をする事にしました。

金曜、また半日入院の始まりです。はなちゃんに「嫌だと思うけど、頑張って元気になろうね。」と話しかけた時、違和感に気づきました。

はなちゃん・・・首から頭・・・傾いてない?

そぅ、斜頸が現れてきました。

斜頸の事を先生に話してみたら、低血糖で神経症状が現れる事があります。との事。

家に帰り、斜頸を調べたら、言われた事と同じ事が書かれていて、記事によると、脳に異常がない限り一時的な斜頸で、2週間ほどで自然と治ると。。

病院から迎えに行って家に帰ってはなちゃんの傍についていた時、ゴロゴロと喉を鳴らしてくれました。

喉を鳴らしてくれたのはこれが最後でした。

寝がえりをうたせる時間や出来るだけはなちゃんにとって家が一番落ち着いて、家が本当に良いなあって思えるよう最善を尽くしてきたつもりです。

土曜は病院をお休みさせてあげるつもりだったんですが、はなちゃんが毛繕いをほとんどしなくなってから毛玉が出来るようになり、櫛でとかすことが出来ない状態で毛玉が少し大きくなったので、その毛玉の半分くらいでも切ってあげようと毛玉の半分を切る為に少し毛玉を引っ張ったら、皮膚が裂けてしまって、血はでないんですが、本当に皮膚の薄い表面が裂けた状態になってしまい、急いでまた病院へ。

先生も、皮膚が本当に弱くなってしまってるから仕方ないですね、幸い出血してないし、なんとか縫えそうなので、縫ってみますねと処置をして頂きました。毎日病院ははなちゃんも絶対嫌なのに、こんな事になってしまった。

そして日曜。

朝からはなちゃんが痙攣発作が出て、痙攣が落ち着いた頃を見て病院へ。

朝、痙攣発作が出てた事を伝えたら血液検査を水曜から何度もしてますが、もぅち一度検査してみたら、低血糖が酷い状態だと。

こうなってから家にいる間に水分もそうだけど、低血糖が心配なので、そういう時はガムシロップを口に塗ってあげてみてくださいと言われてたので、塗ったりシリンジでちょっとずつあげたりはしていたのですが、それでも低血糖になる。。。

この時、はなちゃんは・・・生きてるのに足が冷たく、硬直が始まっていました。

はなちゃんに、「絶対に迎えに来るから、待ってるんだよ、約束。」って言って半日入院をさせました。

迎えの時間はまだかまだかと気がもめていました。

迎えの時間より少し早く行きました。

はなちゃんは、約束を守って待っててくれた。

そして車で家に向かう途中に少し鳴き、「もぅ家に着くからね、大丈夫だよ。ママもパパも傍にいるからね。帰ろうね。」とずっと話しかけてました。

家に着き、はなちゃんをゲージから出し、私の近くに横たわらせてしばらくしてから、痙攣発作が出てきました。

朝の発作とは違い、口を開けたりしめたり・・。発作が落ち着いてきてから、口呼吸に変わりました。

冷たくなった手足を温めたり、さすったりして話しかけてましたが、

何度か大きなため息?のような感じで息をして、その後、19:04分静かに息を引き取りました。

引き取る前に、凄くお利口さんだった事。

約束をずっと守ってくれた事。

はなちゃんに会えて幸せでしたとという事。

最期までお世話させてくれてありがとうという事。

また、うちの子になってねという事。

絶対にまた家族になろうという事。

本当に大好きでこれからも大好きだよという事。

いつもそばにいるよという事。

全て伝える事が出来ました。

息をを引き取った後も目は光を失ってなく、綺麗でした。

本当に寝てるようで、今にも起きてきそうなほど綺麗な姿お顔でした。

その日の夜中、静かに横になっているはなちゃんを私達は見ていた時、部屋のどこからかはなちゃんの声が。

「にゃぁ。。」と一鳴きですが、聞こえてきました。私も相方もどちらも聞こえてたので、二人で思わず「はなちゃ~ん」って呼びました。

そして、朝方にもはなちゃんの一鳴きが聞こえました。

はなちゃんが傍にいてくれてると思うと凄く嬉しくて。。。

月曜。

はなちゃんに贈るお花を買って火葬をしてきました。

月曜は本当に晴れていて、桜が際立つ良い日に送り出す事が出来て良かったと思う反面、やはり、はなちゃんの存在は大きく、会いたい、頭やお腹を撫でたい、とにかく触りたい気持ちが。。

 

元気な時からはなちゃんに言い続けていた事。それは・・

「はなちゃん、良い子。大好き。いつまでも一緒だよ。まだまだだよ。ずっと一緒、約束だよ。」

ずっと言ってた事。

私が言い続けたばかりに皮膚がボロボロになる(ちょっとした事で裂ける)まで約束を守ってくれたと思うと、嬉しいより申し訳ない気持ちが今は大きいと思います。

 

 

はなちゃんに贈り物を贈っていただき、ありがとうございました。

はなちゃんにとってもお似合いの贈り物だと思います。

心よりお礼申し上げます。

そして

はなちゃん、ちょっとのお別れかもしれないけど、寂しいです。

また家族になって一緒に暮らせる事を願ってる。

本当に大好きだよ、はな。良い子。ずっと一緒。。。