国語の読解(論説文)について
物語文と論説文について次のように考えてはいないだろうか。
物語文は論説文より簡単そうだ。
物語文は論説文より得点しやすそうだ。
物語文は論説文より好きになれそうだ。
物語文は論説文より得意になれそうだ。
本当にそうなのだろうか。
まず、中学受験の物語文は文章を理解しやすいが、設問は解きにくいという特性をもつ。
一方、中学受験の論説文は文章を理解しにくいが、設問は解きやすいという特性をもつ。
では、どちらが、簡単で、得点しやすく、好きになれ(文章が好きという意味ではなく、設問を解くことがより好きになれるか)、得意になれるか。
そんなの論説文に決まっている。
物語文では、例えば主人公の気持ちを説明しなさいという問題に対して、人物の行動、セリフ(気持ちとは真逆のことを言ったりもする)情景描写などから、それを推測する必要がある。これは結構難しい。
ところが、論説文では、そのように面倒なことをする必要がない。なぜなら、論説文とは取扱説明書のようなものだからである。論説文の存在理由は、筆者の主張を相手方に伝えることにある。だから、本来、その文章は簡単なはずだ。ところが、それでは答えが文章に書いてあるわけだから、差がつかなくなってしまう。そこで、悪文とさえ呼べるような難解な文章をもってくるしかないのだ。
ブログで前に述べたことだが、大学入試、とりわけ東大入試と中学入試で同じ論説文が出題されたなどと話題になることがある。
子どもたちは文章をきちんと理解しているのだろうか。多くの場合、答えはノーであろう。では、設問も解けないのだろうか。多くの場合、こちらもノーであろう。
では、文章が理解できていないのに、なぜ設問は解けるのか。
からくりは簡単だ。
論説文の文章構造があまりにも単純で、そこから解けてしまうのだ。
筆者の主張
主張の根拠
具体例
具体例の筆者の主張へのあてはめ
反対説
反対説の不都合性
筆者の主張
などという構造に例えばなっている。
これは算数の数式のようなものである。文章の内容など分からなくても、文章構造から設問は解ける。
筆者の主張がきかれようが、その根拠がきかれようが、反対説の不都合性がきかれようが、記号として考えれば、解ける。
だって、文章に答えないしは答えを構成する要素が直接書いてあるのだから。
次回、国語シリーズのついでに、国語の記述について述べたい。
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物語文は論説文より簡単そうだ。
物語文は論説文より得点しやすそうだ。
物語文は論説文より好きになれそうだ。
物語文は論説文より得意になれそうだ。
本当にそうなのだろうか。
まず、中学受験の物語文は文章を理解しやすいが、設問は解きにくいという特性をもつ。
一方、中学受験の論説文は文章を理解しにくいが、設問は解きやすいという特性をもつ。
では、どちらが、簡単で、得点しやすく、好きになれ(文章が好きという意味ではなく、設問を解くことがより好きになれるか)、得意になれるか。
そんなの論説文に決まっている。
物語文では、例えば主人公の気持ちを説明しなさいという問題に対して、人物の行動、セリフ(気持ちとは真逆のことを言ったりもする)情景描写などから、それを推測する必要がある。これは結構難しい。
ところが、論説文では、そのように面倒なことをする必要がない。なぜなら、論説文とは取扱説明書のようなものだからである。論説文の存在理由は、筆者の主張を相手方に伝えることにある。だから、本来、その文章は簡単なはずだ。ところが、それでは答えが文章に書いてあるわけだから、差がつかなくなってしまう。そこで、悪文とさえ呼べるような難解な文章をもってくるしかないのだ。
ブログで前に述べたことだが、大学入試、とりわけ東大入試と中学入試で同じ論説文が出題されたなどと話題になることがある。
子どもたちは文章をきちんと理解しているのだろうか。多くの場合、答えはノーであろう。では、設問も解けないのだろうか。多くの場合、こちらもノーであろう。
では、文章が理解できていないのに、なぜ設問は解けるのか。
からくりは簡単だ。
論説文の文章構造があまりにも単純で、そこから解けてしまうのだ。
筆者の主張
主張の根拠
具体例
具体例の筆者の主張へのあてはめ
反対説
反対説の不都合性
筆者の主張
などという構造に例えばなっている。
これは算数の数式のようなものである。文章の内容など分からなくても、文章構造から設問は解ける。
筆者の主張がきかれようが、その根拠がきかれようが、反対説の不都合性がきかれようが、記号として考えれば、解ける。
だって、文章に答えないしは答えを構成する要素が直接書いてあるのだから。
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