偏差値30台から神童になる方法2

作戦3をとることにした駄馬。
つまり作戦1と作戦2のミックス。
簡単にいうとスペシャリストかつゼネラリストに暴れ馬を仕上げるという作戦。

まず算数のスペシャリストに3年生、4年生のうちにさせて、5年生、6年生でゼネラリストにさせる作戦。

まず、塾は算数だけを受講した。
だが、授業を受けても全く理解できない暴れ馬。このままでは授業を受ける意味がない。
そこで、予習することにした。私が全問解いて、暴れ馬に教えていく。その際、解答や解説は全く使わずに、その場で私が考えて解く。その課程を最初から最後まで暴れ馬に見せて、理解させていく。当然、テキストの解説と違う解き方が多々出てくる。だが、それこそがまさに非常に重要なことであった。

一度予習させることによってハイレベルな授業についていけるようになった。それどころか、授業中自信を持って発言し始めた。手を挙げて私の解法を披露する。さらに、授業では違う解法をマスターできる。算数の解き方は一つではないことを暴れ馬には徹底的に身につけさせた。

これをずるいと言う方がいらっしゃるかもしれない。カンニングのようなものだと。

だが、そんなことはない。私の作戦通りだ。まず、予定通り暴れ馬は算数が大好きになった。
そして、予習、授業、復習と3回もかなりハイレベルなテキストをこなしていくうちにどんどん自力で解ける問題が増えてきた。私はどうしても解けない問題だけを教える脇役にだんだんなっていった。

暴れ馬は3年生の4月になる頃には算数少年に変わっていた。
そして、ゴールデンウィーク前には本格的に算数のスペシャリストを目指せるレベルにまで到達した。

いよいよここからが本番だ。

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