JYJがCJeSとの間に結んでる「エージェンシー契約」について、
いくつかのブログで紹介しているようですが、
翻訳が一番綺麗で分かりやすいものがあるので拡散しますね。


ちなみに、アメリカ在住・韓国人の女性弁護士の方が書いた文のようです。




…めちゃくちゃ長いので、御覚悟を!
しかし読んでるとすぐ先が知りたくなる、それくらい興味深い話です。
急がずに、ゆっくりと読んでみてください。(。-人-。)



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【翻訳】kaxiahnaさん


JYJとアメリカ'Agency'法


私が最近興味深く思っている韓国芸能人の中に、少し前に解散した東方神起の3人で結成したJYJというグループがあります。
彼らが直面する現実は厳しいですが、法律をもとにこの世の中を考える私にとっては、彼らの状況が非常に興味深くてなりません。
ハンサムなルックスに華麗な踊り、歌唱力まで兼ね備えた彼らに私情が全くないといえば嘘ですが。 最も注目したことは、まだ幼く、無力な彼らが韓国の巨大エンターテイメント組織と相対して戦っているということです。
"奴隷契約"を提起し、彼らを発掘して育てた大規模企画会社(S.M. Entertainment)を相手に
訴訟を起こした後、独自で歩きだすや否や、待ってましたかのように彼らの活動のあちらこちらで
ブレーキがかかってしまいました。 (そのブレーキが具体的にいかなるもので、どんな法律的な
意味があるかについては次で扱うことにします。)
これは、 SMが"東方神起"というとてつもない収益価値を失ったことが面白くなかった、または、恩知らず者に対する見せしめの報復、且つ新鋭アイドルたちに「こうすればお前たちもおしまいだ」という警告を発するため、というのが一般的な見方です。
いわゆる、くだらない"小人輩の論"というんですね。


SMの"小人輩の論"をそのまま受け入れるには、解くことのできない疑問があります。
SMはかなり成功した大規模企画会社で、企業イメージがどのくらい重要なのかは分かっているはずなのに、グループイメージに泥を塗り、すでに岸を離れた船に執着するというのは納得し難い部分です。
なぜなら、その報復と警告は、SMにとって実質的に得より損が大きいはずだからです。
広いこの世の中、才能ある人間は溢れかえっているのですから、アイドルグループを一つ逃したら、さらに若く、新鮮なアイドルで代替すればそれまでなわけです。
アイドルの寿命は本来短く、JYJのメンバーも20代半ばだという点を考慮すると、SMの執着はなお理解が出来ません。
単に"奴隷契約"という判例を恐れているということも、全てではないようです。
それはSM内で、すでに既存の契約書を修正しているからです。 13年終身契約はすでに奴隷契約だという判例があり、エンターテイメント業界では最も強大なアメリカも7年以上は法律で禁じています。
この現状は現実的にもう誰がどうすることも出来なくなってきています。


私がここで注目する点は、SMだけでなく他の企画会社と、公共団体の韓国大衆文化芸術産業総連合(※以下文産連)までもがJYJを抹殺しようと社会全体規模で加勢しているという事実です。一体何故でしょうか?

私の考えでは、その理由はまさに、JYJがアメリカ式エージェンシー制度を導入したことが、大規模企画会社中心のエンターテイメント市場の秩序を乱していることにあります。
どのように、何故SMを離れたかが観点でない現在、JYJがいかにして既存の枠組みを抜け出し成功するのかが観点なのです。
JYJが成功すれば、すぐにアメリカ式エージェンシー制度を導入して活動しようとする芸能人が
増える結果を産むことになり、 エージェンシーの特性上、既存の企画会社がまとめて倒産すると
いった危機が訪れる惨憺たる状況となるでしょう。


エージェンシーは簡単に言うと、既存の企画会社と芸能人との関係を正反対の概念で考えればよいのです。
今まで企画会社が雇用者で芸能人が被雇用者だとしたら、エージェンシーの概念では、芸能人が雇用者で企画会社が被雇用者となるべきなのです。
その理由はまさに、アメリカで最も古くから適用されてきた根強いエージェンシー法なのです。
エージェンシーというのは、当事者(Principal)とその代わりとなる代理人(agent)との法的関係です。 その関係の本質の部分は以下のとおりです。


1. 代理人は当事者の許諾や承認限度内で行動が可能であり、許容外の行動に対するそのどんな法的責任も当事者に負わすことは不可能です。

2. 代理人は受けた任務を忠実に遂行しなければならない義務があります。

3. 代理人は任務遂行において、誠心誠意(with care and due diligence)尽くさなければ
なりません。

4. 代理人は当事者といかなる利害関係の衝突(conflict of interest)もあってはなりません。



アメリカ式エージェンシーがより普遍化されると、芸能人の職業人として権利が向上されることは仕方なく、才能ある芸能人のおかげで食べている人々は、これ以上彼らを意のままにすることはできないでしょう。
ですから、韓国の芸能企画会社はJYJにはいなくなってもらい、その結果、韓国ではいかなる状況においても企画会社なしには生きていけないのが現実だ、ということを世の中に知らしめたいと願っています。
これがまさに企業イメージや表向きな公正性を欠いてでも、JYJの成功する機会を奪う理由ではなかろうかと考えています。

(上の文は法律諮問を意図的に書いた文でなく、この文の一定部分に依存する場合、弁護士に
法律諮問を受けるようを推奨します。)





「JYJとアメリカ'Agency'法」 補充文


「JYJとアメリカエージェンシー法」の文があちらこちらに広まっていく中で、いくつか誤解が
あるようでしたので簡単に解明文を載せます。


JYJのエージェンシー制度導入は、言葉どおり彼らが自分たちの芸能活動のために導入したという
意味であって、彼らが韓国社会にその制度を初めて導入したという意味ではありません。
韓国の芸能界にもそのような概念で芸能活動する芸能人がいますし、同等なパートナーとして認められている芸能人もいますよね。 当然ながら初めてのことではありません。


しかし、私が強調したかった点は、彼らがアイドルとしてエージェンシー方式を導入したことは波紋が大きいという点です。
韓国社会でアイドルという概念は、私が幼い頃にはなかった新たな概念でしょう。
マネージメントと芸能人の関係は兄弟のような関係から、世情も知らない無力な子供たちがあたかも両親に依存して服従するかのように、企画会社に"所属"し、自らは何をどうすることも出来ない依存的関係へと変貌したのがこのアイドル概念です。
SMの場合、その束縛関係はご存じのとおり13年終身契約、懲罰としての違約金制度等の形態として知られていますが私が考えるにもおぞましく思ったのは、企画会社のイデオロギー攻勢です。
企画会社は公然と"何でもなかった"子供たちを自らの巨大資本とノウハウでスターにしてきたと言います。
あたかも、企画会社でなければアイドルスターは絶対に自ら成長できなかった人材として扱います。
よってSMは「アイドルは企画会社を出て行っても必ず他の企画会社に行く」と声を大にして言います。 自分たちが発掘しておいてもその才能と能力を卑下することが敬意だとしていますが、上手に嘘を
つく人ほど自分の嘘を信じるそうです。
彼らが信じているアイドルとは、信念や物事に対する固執はおろか、お膳立てされたものをただ食べるだけしかしない、自ら判断することも考えることも出来ない、全くもって芸術的な資質がない人々だと考えます。
ですから、一般の人々もアイドルという存在をさほど認めていないといった風潮なのかもしれません。


このように、一方では頭の先からつま先まで完全に作られ精製された商品という扱いをしながらも、一方では裏切られ傷ついた非常に人間的な先輩・両親のようなふりをし、独立を求めるスターたちに対して"信義" "恩知らず"などと言います。
子犬の時から育ててくれたのだから、土用の日に捕まえて食べられてもその犬は主人には噛みつかない、という論理です。(※ご存じのとおり、韓国の土用の日には精をつけるため、犬肉の鍋・ポシンタンが食べられてきました) 餌をくれる手は犬も噛まないという話もよく聞きますよね。


このような状況で、JYJは誰よりも自由に活動出来るアーティストはおろか主人を噛む犬扱いをされ、土用の日に犬を殴りつけて仕留めるかのように、あちらこちらから弾圧を受けることになっていますよね。
さらに驚くことに、彼らは自らの意向であろうと他意であろうと自分たちを保護して責任を
負ってくれる主人を求めることなく、ただ彼らの活動のサポートをするエージェンシーを利用して
自らの足で歩いています。
彼らが他の企画会社に移籍せずエージェンシー方式で活動することは、単に契約上でだけ奴隷であることを拒否したのではなく、精神的にも彼らは奴隷の身分から見事に脱け出したことを象徴します。
事実、いくら拘束されることが嫌でも、お膳立てされたものだけを食べていくうちにそれが当たり前となっていくのが常で、SMの大言壮語の根拠には"奴隷精神"という普遍的な人間の生存本能もあります。
奴隷制度が廃止されても、自由を知らないまま生きてきて自信を持てない奴隷は、かえって拘束されていた時の安楽感を放棄できないということなんですね。
しかしJYJは、過去の奴隷であれば持ち合わせていそうな奴隷精神をかなぐり捨て、死ぬ気でもって
苦労しながらも切り抜けていっています。
もしJYJが成功するなら、その波紋はすぐに企画会社の「私たちの会社でなければいけない」というイデオロギーを打ち砕くことになるのです。
既存のアイドルはもちろん、新しく始める練習生たちも、自らの才能を卑下し、一人では何もやり遂げることが出来ないといった脆弱感と奴隷意識に惑わされないでしょうし、これ以上不公正な関係を認めることは出来ないでしょう。
そうなると、このような束縛・依存関係を基盤としたアイドル中心の事業で繁盛してきた企画会社の生態系が崩れることになる結果を招かないでしょうか?
私はそうなることを願っています。



以上




【転載元記事】marieママのこの記事です。




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色々と考えさせられますね。
他の事務所に所属している、たくさんの別のアイドルのことも考えてしまいました。







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