Hiroshige Utagawa Hiratsuka 1855
歌川広重 平塚 (五十三次名所図会 八)
日本発の世界に通じる芸術と言えば!
浮世絵はその筆頭に挙がる一つだろう
浮世絵には、対象を見た目通りにリアリティをもって描こうとする
方向ではなく、省くところは省いてめりはりをつけて表現しようと
する方向のアニメ的な魅力がある 現代のアニメ大国日本に
通じる感性をそこに多分に見ることができるように思う
浮世絵は、もともとは江戸時代の庶民の娯楽だったにも関わらず、
日本が欧米の文化に感化される過程で程度のよいものを海外に
手放してしまった おかげで日本で大きな展覧会をやる際は海外
から作品を借りてこないといけない始末なのが残念
日本人として当時のオリジナルものを1枚くらいは飾りたいと思うと、
海外から入手した方がバリエーションもある始末
掲載した歌川広重の作品は、さほど程度のよいものではないが、
Hiroshige Blueと言われる美しい青、富士が入り、私が住んでいる
神奈川にゆかりがあるもの
この構図の広がり感がいかにも広重らしい

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