子どもは英語でしつけなさい | AQUAのくらし++ベトナムから日本へ++

子どもは英語でしつけなさい



子どもは英語でしつけなさい

-朝起こしてから夜寝かせるまでのお母さんの口グセ400- 戸張 郁子
おすすめ度:★★★
【book storeで購入】


現在、「英語育児」実践されている方、結構多いのではないでしょうか?
私は、英語が苦手などこにでもよくいるタイプの日本人です(笑)
義務教育で6年間、大学の一般教養でも2年間、さらに、何度か英会話スクールに足を運んだ経験もあります。
決して「英会話」が嫌いだったわけではありませんが、「受験英語」は大の苦手でした。

こんな私、大人になって「英語ができればなぁ」と思うことが大変多く、その反省と期待は全て、一人娘の肩にのしかかるのでした。ごめんね。
2歳から、週2日の英語教室に入れて、家でもビデオは英語、洋書の絵本も読みきかせたり、そして私なりに「英語での話しかけ」なども実践してみました。

現在は、私の手を離れ、インターナショナルスクールに通い出した娘は、数ヶ月後には、私の英語力をあっさり追い抜いてしまうでしょうね。
海外で生活することになり、英語圏でないこの国でもやはり英語の重要性を毎日身にしみて感じております。

私なりの「語りかけ」は、せいぜい単語レベル。
「ドアをopenしてね。」「さあ、Wash you handしようね。」
こんな語りかけ良いのか悪いのか・・・。
何でも吸収する娘は、2歳の頃からこんな長嶋茂雄もどきの日本語英語を話すようになってしまいました(^^;。
でも私のように自分は英語ができなくても、子供には英語を身につけてもらいたいと思っているご両親で、同じような語りかけをしている方は多いはずです。

そんな時出会ったのが、この本。
実際に英語育児をされた筆者が、子供の1日の生活をベースに、親が子へ話しかける言葉を英語にしてあるのです。
子育てママならではの痒いところに手が届く表現もいっぱい。
英会話が得意な方でも、意外と小さい子や子育てに関する言葉は知らないことも多いのではないでしょうか?

-朝起こしてから夜寝かせるまでのお母さんの口グセ400-とありますように、親が子供へ語りかける、しつけのための「ガミガミ英語」が満載です。
朝起きて、寝るまで、自分が子供に話しかけることって、実際ガミガミばかり、命令ばかり。
実に実践的な英語です。

ただ、この「ガミガミ」が引っかかる方もいらっしゃると思います。
じゃあ、もっと愛情を持った子供への語りかけはどうすればよいの?
・・・という方に。
おすすめの、「英語育児本」が他にございます。
それは、またの機会にご紹介したいと思います。