ジェイクのメッセージ - 葉 祥明 -
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著者: リッキーニノミヤ, 葉 祥明
タイトル: ジェイクと海のなかまたち
―ジェイクのメッセージ
私と「葉 祥明(よう しょうめい)」さんとの出会いは、小学生時代。
その頃の私が持っていた葉さんのイメージは、メルヘンチックな絵を描くイラストレーターさん。
とても人気があったのでしょう。
贈答品のタオルから、食器まで、彼の絵をよく見かけました。
その後、「絵本作家」としての葉 祥明に出会ったのは、娘が生まれてから。
そして、blueと葉 祥明の絵本との出会いは、それから約2年後。
彼女が3歳になってすぐの頃です。
偶然の、そして忘れられない出会いでした。
2003年、全国10カ所近くで開催された「世界の絵本作家展 大いなる子どもたち」。
その頃blueが大好きだった、クレメントハード、ブルーナ、五味太郎など。
世界11カ国より、有名な絵本作家22人の原画等が展示されるとのこと。
blueに是非、この展覧会を見せてあげたい。
blueと二人、アクアラインで海を越え、横浜まで出かけました。
主人は単身赴任中だったため、初めての2人だけの記念すべき遠出。
残念ながら、開催地区によって展示される原画が違っていたようで、お目当ての作家のものはほとんど見ることができず・・・。
同時に、「特別展」ということですぐ隣で開催されていたのが「葉 祥明 原画展」でした。
これが本当に素晴らしかった。
平面でしか見たことが無かった彼の絵。
油絵で立体的に見える青い空や、海は、惹きこまれる様に美しいのです。
絵本やタオルでしか見たことがなかった彼の絵がこんなにも素晴らしいものだと、それまでは気づかなかったのです。
絵本と同じ順序で、原画が飾られて、その下に絵本と同じ文が描かれたプレートが飾ってあります。
blueは、絵本を読んでもらうのと同じように、原画を見ながら私の話を聴いて、贅沢な読み聞かせの時間を過ごすことができました。
乳幼児向けの可愛らしい絵本から、「サニーのゆめ ありがとう地雷ではなく花をください」等、メッセージ性の高いものまで、さまざま。
中でも描かれた海の美しさに感激し、その日の記念にblueに買ってあげたのが、ジェイクと海のなかまたち―ジェイクのメッセージです。
これから大人になっていく世界の子どもたちに、ジェイク(犬)と海の仲間が「大切な生命を育む海を守っていこう」と訴えかけます。
まだまだ理解できないお子様でも、海の美しさ、海に生きるたくさんの生物、眺めるだけでも素晴らしい絵本です。
blueは、「海にゴミを捨てちゃだめ」「ビニールを捨てるとクラゲと間違えて食べて病気になっちゃう」ということをこの絵本から学びました。
汚れた海や川を見ると、必ずジェイクからのメッセージを想い出すblue。
私個人で出来ることは少ないかもしれませんが、せめて自分の娘には、地球を大切にする心を伝えられればと思います。
世界中で出版され、ヨーロッパでも評価の高い彼の絵本。
彼の絵本の多くは、日本語と英語が併記されています。
日本語の絵本を無理やり訳した直訳の英語ではないのが、素晴らしい。
必ずしも、日本語と英語が1対1で訳されているわけではありません。
自然な英語独特の表現で、英語だけでまた1つの素晴らしい物語として成り立つような英訳です。
我が家では、日本語と英語とそのときの気分で読み分けています。
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JAKE HOUSE JIYUGAOKA
東京・自由ヶ丘の葉祥明のミュージアムショップ。今度行く予定。
北鎌倉と熊本には「葉祥明美術館」
こちらも是非一度訪れたいです。彼の原画に是非会いに行ってください。
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少々季節外れで、在庫がもう少ないようですが・・・。