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特攻リーチ打法の美学とは、

 「美しい捨て牌」

である。

「美しい捨て牌」とは、
1枚目画像や2枚目画像のように、
リーチ宣言時に河が
ほとんどヤオチュウ牌で構成されていて、
待ちを特定しづらい河のことをいう。

1枚目画像や2枚目画像のような
「美しい捨て牌」でリーチがきた時、
受けるほうは非常にオリづらい。
反対に3枚目画像のような捨て牌では、
仮に現物を持っていなくても
とりあえずソーズは通りそうなので
リーチを受ける方としては捌きやすい。

2回前の記事にも書いたが
「特攻リーチ打法」を使う身からすると、
ガード型の打ち手より
リーチに向かってくる打ち手の方が組し易い。
そこで私からすれば、いかに相手をリーチに向かわせるか
すなわち、できるだけオリさせずに
全ツッパの打ち合いに巻き込ませるかが
重要となる。

だから、牌効率や得点力を最優先としながらも
第2優先として「美しい捨て牌」になるよう心がける。
そして、リーチをかけた後に
相手にできるだけベタオリやまわし打ちをさせずに
「リーチに向かう」という選択肢を選ばせる。
ノーテンで全ツッパしてもらえれば、最高だ。

「美しい捨て牌」の作り方としては、
素直に字牌や端牌から処理して
手牌を組み立てていくことダ。
まれに、牌効率的には中張牌を切るのが最速の場合でも、
速度をほんの少し落として
字牌や端牌を切って河を作ることもある。

中張牌はリーチ宣言牌になるようにする。
例えば、四をあらかじめ河に捨ててしまうと
リーチ時に一、二、三も勝負される可能性があるが、
四をリーチ宣言牌とすれば二、三は危険牌となり
待ち牌を絞りにくくなる。

今回挙げた画像のうち、
1枚目画像は改心の出来である。
こういう河と待ちを作って
リーチを打つのは
非常に気持ちいい。


この「美しい捨て牌」作戦は、
山崎一夫氏の著書「麻雀で喰え」に習ったものだ。
(氏は「強い捨て牌」と呼んでいる。)
山崎氏の著作は、細かい技術を学ぶことができる。
とつげき東北氏とは、違った面でオススメである。