不思議だと思っている事 | 記紀以前の日本史を探す

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古事記や日本書紀、俗に偽書とされる歴史書、古代アジア各国の歴史書などから古代(紀元前1000年頃~)日本列島の真実の歴史を考えて行くブログです。

消費税


不思議だと思っている1つめは「消費税」についてです。


まず、消費税の納税方法知っていますか?


消費税は「間接税」という方法を利用しています。


「直接税」は、所得税・法人税などの様に「納税者」が、

直接、税務署などに納税する時の方法です。


「間接税」は、主に購入者が、本体金額+税金と払い、

本体金額→事業者の収入、消費税の場合なら、購入者が払った消費税を、

事業者が預かり、預かった消費税を、税務署などに納入する方法です。


なので、消費税は事業者収入では無いです。


これらは、ネットで調べれば、簡単に知る事が出来ます。


ところが、最近、消費税を経費で落とすなんて動画を見ました。


サムネイルだけですが、これって、業務上横領なのでは?

と思ってしまいました。


だって、事業者は、預かった消費税を税務署などに、

持っていくだけなんですから。


別に、購入者の代わりに、消費税を払っているわけではないです。


もし、購入者が預けた消費税を、自分のお金としたのが分かったら、

当然、怒りますよね?


Twitterが使えた時に、中小企業が消費税を払わなければならないので、

社員の給料を上げる事が出来ない、という話を見た事があります。


これも、消費税の仕組みを知っていれば、

中小企業が払うとしたら、他の企業から商品を買った時です。


だから、消費税を払う時は、購入者のとき以外には稀なので、

社員の給料を上げれないと言うのは、おかしい話なんです。


インボイスも、収入でも無い消費税を、

総収入から払う税金の計算で使う事は、間違っていると、

個人的には、以前から思っています。


消費税を預かる事が発生したら、税務署に渡すだけなのに、

なぜ、収入として計上するのか、非常に不可解です。


誰か、何が本当に正しいのか、はっきりさせて欲しいと思っています。


もしかしたら、自分の解釈が間違っている可能性もありますから。


税金は財源じゃない


2つめは、タイトルのある様に、一部の人が、

「税金は財源じゃない」なんて言っています。


実は、正しい情報では無くて、

〇〇が財源だから、税金は財源じゃない

これが正しい情報です。


「税金は財源じゃない」と主張する人は、代わる財源について、

言わないことが多いです。


自分が知っているだけでは、9割の人が、財源について語りません。


国を運営する為には、必ず財源は必要です。


だから、税金が財源でないなら、何を財源にするのか?

その回答が無い人は、ただ言っている人なのでしょう。


考察した過程も話し、結論として、「税金は財源でない」と言う人は、

国の運営費である財源についても、考えていて当然です。


では、税金を全て廃止したとして、医療・福祉・介護・学問などの、

赤字になるが、それが無ければ、国民が困る事については、

国が補助金を出したりして、下から支えているのも事実です。


もちろん、今の与党国会議員の税金の使い道には、許せない事もありますが、

だからといって、財源が無いまま、国を運営するのにどうするんでしょうか?


先程の書いた様に、税金を取らなくても、国民の生活が担保されるのなら、

多くの人が喜ぶでしょうが、道路は年々耐久力などが減りますし、

地震などで、道路の陥没、地盤沈下などを、国が土木会社に依頼しています。


当然、依頼する為のお金も必要です。


財源が無いのに、どの様にして、乗り越えるのでしょうか?


○国債案


国債を使うという話もありますが、「債権=借金」です。


借金は、元本の他、利子も必要になります。


利子の率が高ければ、国債を返す時に、大きなデメリットになります。


だからこそ、日銀は、払う利子を減らす為に、

マイナス金利を行ったと考えています。


少し調べただけですが、国債は返さなくても良いみたいな意見があり、

非常にびっくりしています。


国債は、国の債権なので「債権=借金」となりますが、

他国が買っている場合や、日銀が買っている場合もありますが、

投資家が買う事もあります。


そもそも、債権と言うのは、

買ってくれる人が存在するから成り立っています。


国債を返さない=借金を踏み倒すと同義だと思っています。


同時に、投資家にお金を返還しないとどうなるか?


普通に考えれば、当然ですが、信用を失い、

それは、他国にも伝播し、「へぇー、日本は借りたお金を返さないのか」

と言われることでしょう。


メリット・デメリットを考えると、

借金を返済しないなど、あり得ない事だと思います。


○通貨発行権案


通貨発行権で、お金をどんどん作れば?と思うかも知れませんが、

アメリカも同じく持っているのに、

戦費で困っていても使わないのでしょうか?


それは、通貨発行権を発動して、借金返済するのは、

メリットよりもデメリットが強いと、感じているからだと考えています。


税金は財源じゃない:まとめ


話を戻して、無税は特に収入が少ないのに、税金で困っている家庭には、

すごく良い事なのだと思います。


それと同時に、当然、高額所得者や高額所有者もまた、

同じく無税になります。


国債や通貨発行権は、問題点が多いとなれば、

何を国の運営費にするのか?が重要になります。


ところが、先にも書いた様に、「その様にしたら」の将来ビジョンを

語る人を見た事が無いです。


どこかで、誰か話をしているのでしょうか?


やはり、これが正しいと言うのであれば、言葉ではなくて、

計画書を作って公開して、賛同者を募集する様な運動を、

するべきではないかと思っています。


今の段階は、口で「税金は財源じゃない」と言っているだけなので、

当然、信用する人は少ないでしょうし、世間に広がる事は無いでしょう。


本当に世間一般に広げようと思うのであれば、ちゃんとした、地道に活動し、

話を聞いてもらって、賛同者を増やす事をするしか無いでしょう。


自分が話している「直接民主制」は、どうしても、議員がいなくなるので、

権力者が、議員に味方を送り込む事が出来なくなります。


それによって、自分達の計画通りに物事が進まなくなるので、

必ず、それはさせない方向で動くはずです。


今後、「直接民主制」を掲げる政党が、与党となり、法律を変えれば、

達成される可能性はありますが、今の様な国会議員の集まりなら、

軌跡が起こらない限り100%、無理な話だと思っています。