神皇記から見える近畿地方の古代 | 記紀以前の日本史を探す

記紀以前の日本史を探す

古事記や日本書紀、俗に偽書とされる歴史書、古代アジア各国の歴史書などから古代(紀元前1000年頃~)日本列島の真実の歴史を考えて行くブログです。

本題に入る前に、参考になる話が聞けるかもと思い、

見た動画で、「神武天皇」から「日本」は現在まで繋がっていると

動画内の人は言っていました。


しかし、残念ながら、後世に「神武天皇」と名付けられた人以前に、

既に、「日本國」は存在しています。


これは、日本書紀に載っているので、

原文を読んでいれば、誰でも分かるはずです。


「吾欲住於日本國之三諸山」と記載があり、

日本書紀の神代上の最後にあります。


これを無かったものとするのは、

さすがに、無理があると思います。


ここまでは良いとして、本題に入ります。


「神皇記」の最後の「355ページ」にある「天神天降通路略図」

では、「対馬」から来たのかと考えましたが、

どうも、形からして違うのでは無いか?と思うようになりました。


「対馬」より上にあるのは、「現朝鮮半島」です。


「弥生の小氷期」で陸地化したのは、九州だけではないですが、

描写されている嶋が、現在はない場合、

「小氷期」の後の「温暖化」により海に消えたのかも知れません。